2019年05月31日12時00分 / 提供:ぴあニュース
『害虫』や『抱きしめたい』など数々の名作を手がけてきた塩田明彦監督が手がけるオリジナル作品『さよならくちびる』が本日から公開されている。本作は、解散寸前の女性ギター・デュオと付き人の男が織りなすロードムービーで、劇中は3人の感情や想いが複雑に絡み合う。自ら脚本も手がけた塩田監督はどのような経緯を経て、本作を完成させたのだろうか?
本作は、塩田監督のもとにプロデューサーから“小松奈菜と門脇麦を共演させるアイデアはありますか?”という提案が届いたところから始まったという。「このふたりを組み合わせて映画をつくるとは何と素晴らしい企画なんだ!と思いまして(笑)。ぜひとも参加したいと思いました。さらにプロデューサーから“このふたりに男性をひとり加えて話を作りたい”と提案があり、それが結果的には
成田(凌)くんになったわけですけど、そこから話を考え出して“人気デュオの女性ふたりと付き人の男”が解散ツアーをする話になりました」