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日本最古のヘリコプターを解体 ANAが創業時に導入した機体、新施設に移設へ

2020年06月29日22時53分 / 提供:TRAICY(トライシー)

ANAホールディングスは、前身である日本ヘリコプター輸送が創業時に購入したヘリコプターを、展示しているグループの訓練施設ANA Training&Education Center(ANA TEC)から、ANA Blue Baseへ移設する作業を、6月29日より開始した。 日本ヘリコプター輸送は1952年12月25日に、ベル・エアクラフトからヘリコプター「ベル47D-1」を2機購入。展示されているのは2号機(機体記号:JA7008)で、日本に現存する最古のヘリコプターでもある。同機は1953年2月20日から、宣伝飛行や遊覧飛行を開始し、農薬散布、報道、救命活動、山間部の高圧電線架線で活躍。1970年8月までの約18年間にわたって飛行した。1973年9月10日に、東京秋葉原東京交通博物館に寄贈され、吊られた状態で展示されていたものの、閉館に伴い、2008年12月にANA Safety Education Centerに返還された。 大きさは長さ13.17メートル、幅2.64メートル、高さ2.83メートル。重量は726キロ。現在のトリトンブルーとは異なる、黄色い塗装で、燃料タンクには「日ペリ」と社名が描かれている。 ANA Blue Baseへの移設は、ANA TECの正面玄関から搬出し、トラックで輸送する形で行われる。自動扉から搬出するためには、ブレードなどを解体する必要があった。 作業は、社内にいる約1,000人の整備士のうち、マイスター制度最高位である「マスター」に認定されている4人の整備士のうちの1人の伊藤剛さんと、若手整備士9人の計10人で行われ、解体作業は途中休憩を挟み、4時間ほどで完了した。 ANA Blue Baseは、羽田空港周辺にある訓練施設を集約することを目的として建設し、2019年4月に運用を開始。訓練施設は一般見学ができるようになる予定。

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