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「京急グループ本社」竣工記念式典&内覧会「沿線全体の司令塔に」

2019年09月03日06時30分 / 提供:マイナビニュース/旅行

現在、品川にある京浜急行電鉄の本社周辺には、複数の事業所があり、業務の効率的な遂行の観点では不便さがある。2016年3月、京急グループの新本社ビルを横浜に建設すると発表。京急電鉄をはじめ、グループ企業の多くが移転し、横浜みなとみらいに本社を置くこととなった。

2017年7月に着工し、2019年9月2日に竣工。同日に新本社ビル「京急グループ本社」の竣工記念式典が開催され、あわせて社屋の内覧会も行われた。
○■業務効率の向上とグループの連携をめざす

「京急グループ本社」に入居する企業は、京浜急行電鉄(鉄道事業など)、京浜急行バス、京急不動産、京急イーエックスイン(ホテル事業など)、京急アドエンタープライズ(広告代理業など)、京急ストア、京急リブコ(マンション管理事業など)、京急サービス(ビルメンテナンスなど)、京急システム(ソフトウェア開発)、京急ビルマネジメント(土地建物管理など)、京急ビジネス(経理・人事代行など)。グループ11社が入居し、約1,200名が働くことになる。これによって業務効率を向上させ、グループ全体の連携を強化しようとしている。

新本社ビルは上昇感のある垂直なデザインとなっており、未来への躍進を表現している。ビル内に「京急ミュージアム」や認可保育所を設置し、交流や地域への貢献も意識している。

免震構造を採用しており、無柱オフィスを実現。技術や効率性に加え、CASBEE横浜で最高位の評価「Sランク」を取得するなど環境性能にも優れ、屋上緑化や雨水の利用、照明・空調の効率化も行われている。

竣工当日に行われた記念式典にて、京急電鉄取締役社長の原田一之氏は、「横浜は京急沿線の中心。このビルで沿線全体の司令塔の役割を果たしたい」と挨拶。横浜はかつて京浜電気鉄道と湘南電気鉄道が結節した地であることから、「京急の歴史の中でも大変意義のある場所」と位置づけ、「令和が始まるという歴史的なタイミングで、新たなスタートとなるのは喜ばしい」と語った。

原田社長は記者との質疑応答の中で、「品川や創業の地である川崎、あるいは羽田空港に本社を置くという案もありました」とコメント。その中で横浜に本社を置いた要因として、横浜駅が京急電鉄の駅で最も乗降客が多いことに触れ、駅としての価値の高さについても説明していた。

式典では京急電鉄のPRキャラクターを務めるくりいむしちゅー、横浜に本拠地を置く横浜DeNAベイスターズのA.ラミレス監督によるビデオメッセージも公開された。
○■コミュニケーション重視の働きやすいオフィスに

竣工記念式典に続いて内覧会が行われ、社屋の一部が公開された。

隈研吾都市設計事務所による2階のエントランスは、木を天井に、土を壁とし、あたたかみのある空間をめざしたという。木のパネルは京急電鉄の軌間と同じ幅1,435mm。土壁は左官技能士の挾土秀平氏によるパブリックアート「さざなみ」であり、自然光や照明の光によって見せる姿を変える。

「京急グループ本社」のエントランスから、1階に設置される「京急ミュージアム」が見え、展示されるデハ230形も眺められる。

8階のオフィスフロアには、京急電鉄の総務部などが入ることになる。まだ机は一部にしか入っていなかったものの、柱がなく、開放感のある広いスペースのオフィスとなっていた。京急電鉄のオフィスがあるフロアは内部階段でも移動でき、階段の色は京急電鉄の車両と同じ赤を採用している。

来客やグループ内の他企業の人と話し合う「インタタクティブエリア」も設置。「PASMO」対応の自販機などを備えたスペースもある。フリーアドレス制ではないものの、Wi-Fi等を完備し、オフィスのどこでも仕事ができるようになっている。

17階のコミュニケーションエリアは、京急グループの全社員が使用可能となっており、ランチだけでなくミーティングや懇親会でも使用される。特別な会合のための和室「憩休庵(けいきゅうあん)」も設置した。交通安全を祈願する「京浜観音」は、新本社ビルへの移転後に遷座式が行われる予定とのことだった。

「京急グループ本社」は地上18階・地下1階、高さ85.55mの新社屋となる。9月17日に京急電鉄の一部が移転した後、10月28日に予定される京急イーエックスインの移転まで、1カ月以上かけて京急グループ11社が横浜みなとみらいに集結する。

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