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「大阪メトロ」心斎橋駅・梅田駅・中津駅など駅デザイン案を変更

2019年08月29日19時30分 / 提供:マイナビニュース/旅行

大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)は29日、地下空間の大規模改革として昨年12月20日にリニューアルデザイン案を発表した15駅のうち、御堂筋線中津駅・梅田駅・心斎橋駅動物園前駅、中央線堺筋本町駅の5駅について、リニューアルデザインを決定したと発表した。

2018年の発表以降、同社は利用客や地域住民をはじめ、さまざまな人々からの意見を踏まえ、多様性を大事にし、「各駅の地域性や歴史性を活かす」という当初からめざしている方向性をより深掘りしたという。あわせて同社の思いや意図がしっかりと伝わるように、より多くの人々に納得してもらえるように、デザインコンセプトおよびデザインのブラッシュアップを行った。

心斎橋駅では多くのブランドショップが並ぶ地域との連続性を深め、大阪を代表する高級店が並ぶ現代の心斎橋を象徴する高級感と上質感を感じてもらえる空間をめざし、デザインコンセプトを「ジ・オオサカ・ブランド」とした。空間全体として開業当時のアーチ構造を生かし、シャンデリアは元の佇まいを生かしながら最新のLED技術で復元することで、長い歴史を感じられる空間とする。

堺筋本町駅はデザインコンセプトを「船場文化」とし、船場の文化・交通・物流の交わりを格子で表現。手仕事感が残る木調パネルと、先進素材でありながらあたたかみのあるチタン素材により、和風モダンさと匠の交わりを表した。

新たに設置する可動式ホーム柵のステンレスなどの異素材と調和させ、歴史をベースに未来へと飛躍する船場を力強く表している。

梅田駅については発表時のデザインコンセプト「インフォメーションターミナル」を「大阪の情報を世界に発信する」ととらえなおし、「大阪から世界へ」をデザインコンセプトに、日本最大級のパノラマビジョンが生かせるような空間とする。

照明器具と新たに設置する可動式ホーム柵のステンレスをアクセントとした白く明るくのびやかな大空間とし、パノラマビジョンと柱サイネージを合わせた新時代のデジタル広告の大きな舞台として、大阪から世界へ発信するフラッグシップ駅にしていく。

中津駅ではスタートアップ企業以外にも大学・専門学校による新しい取組みなどをプレゼンテーションできる場所として、「インキュベーター発信源」をコンセプトに、機能的にもブラッシュアップを行った。

進行中の改装計画を生かしつつ、天井のルーバーをホームと平行して走らせ、柱にはサイネージを埋め込み、プレゼンテーションスペースとの連携を図っていく。

動物園前駅のデザインコンセプトは「まるで自然の中にいるかのような空間」。昨年実施した公募プロポーザルで選定された「中西正佳・貴志泰正・京智健 設計共同体」がデザインを担当する。

1969(昭和44)年に描かれて以降、長く親しまれてきた動物タイルを保存・活用し、地下空間でありながらも、まるで自然の中にいるかのようなワクワク感のある楽しくて明るい駅にしていきたいと考えているという。既存のタイルに描かれた動物や先端技術によって映し出される動く動物、木漏れ日のような照明、生きた植物などにより、自然の雰囲気を表現する。

なお、残る10駅についても今後、ブラッシュアップを進め、デザインが決定し次第、発表する予定としている。

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