2019年05月21日14時32分 / 提供:Fashionsnap.com
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「業界の垣根を越えてファッションの新しい仕組みを考える人材が必要だ」――CAMPFIREの取締役で、ファッション業界の次世代リーダーの育成やデザイナー支援を目的に今年設立された新会社bigの代表取締役でもある中島真は語る。bigはアジアを拠点とする国際的なファッションデザインコンペティション「big design award」を主催しており、大賞の賞金は500万円と国内最大。アントワープ王立芸術アカデミーのウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter van Beirendonck)学長が審査員を務めることが決まっており、現在プロアマ問わず応募を受け付けている。シュリンクするファッション業界において、同社がアジア最大級のコンペを開催するに至った理由とは?
中島代表はアクセンチュア、DeNA、リブセンスなどで事業戦略や新規事業の立案を担当し、2018年3月からキャンプファイヤーの取締役を務めている。同氏はファッションデザイナーたちと話をする中で、ファッション業界の流通、販売のシステムが破綻していると感じ、産業の発展のために世界に発信するブランドの発掘や、新たなビジネスモデルを構築する次世代のリーダーを育成するため、ファッションデザインコンペティショ...