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元旦だし平成30年を未解決事件で振り返らないか? 「便槽内怪死事件」「東電OL殺人」「八王子スーパー強盗」…実話の方がホラー映画より怖い件

2019年01月01日11時30分 / 提供:ニコニコニュース

 潜入ライターとして活躍するニポポ氏(@tongarikids)がMCを務めるniconico公式番組「ニポポのニコ論壇時評」。

 昨年末、平成30年最後の生放送を記念して“未解決事件で振り返る平成30年”と題して、フリーライターの中田薫氏をゲストに迎え、世田谷一家殺害事件(平成12年)や、王将社長射殺事件(平成25年)など、“30の未解決事件”を一つひとつ振り返りました。

 いまだ解決をみないままに時代にだけ幕が引かれようとしている未解決事件群。人々の記憶の風化とは裏腹に、MCの二人が語る事件のディティールには不気味さが色濃く浮かび上がります。
左から中田薫氏、ニポポ氏。
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平成元年「福島女性教員宅便槽内怪死事件」
ニポポ:
 平成元年いってみましょう。まずは福島女性教員宅便槽内怪死事件。

中田: 
 のぞきで便槽内に潜り込んだ男がそのまま凍死して怪死してしまったっていう事件なんですけど、これはミステリーですね。

ニポポ:
 ミステリーは、どうやって入ったかってことですよね。

中田:
 大の男が便槽内に潜り込んで、女性の排尿姿を見ようとして、そのままメタンガス吸って凍死したといわれている事件なんだけども、実際入ることが不可能なんですよね。

ニポポ:
 もちろん便器から入ろうとすると、20センチしかない。くみ取り孔も36センチしかないっていうこのサイズ感ですよね。

中田:
 今、図が出てますけど、これはこうやって入ってたんじゃないかっていう図でしかなくて、実際にこうやって入ってたっていうわけではないんだけど。

 警察が駆けつけたときには重機で掘り起こされて、こうやって入ってたんだっていう証言があっただけなんですよね。この死んだとされる男なんですけど、原発関係者だったりとか。ただ、殺された説もあるんですよね。

ニポポ:
 そうなんですよね。僕もちょっと聞きかじり情報で恐縮なんですけれども、実はこの方が行方不明になるときっていうのが実は選挙期間中なんですよね。

中田:
 村長選挙中でね。お金をばらまくいわゆる汚職選挙で、それを告発しようとしてたっていう。

ニポポ:
 ちょっとついていけないっていうことで、それを告発しようとした矢先に行方がわからなくなったっていううわさもあるわけなんですよね。

中田:
 実際のぞいてたとしても、この女性教員が不在だったんですよね。いなかったんで、実際にはのぞくこともできないっていうか、不在の便槽内に入ったっていう。

ニポポ:
 待ち損ですからね(笑)。上半身裸になってなおかつその上着を抱えたまま入ったんですよね。

中田:
 2月で上半身が裸だったんですけれども、片方の靴は便槽の外、もう片方の靴は頭の上にあったっていう。

ニポポ:
 頭の上(笑)。

中田:
 非常に不自然なんですよね。

ニポポ:
 頭の上に靴があったら、のぞくときにじゃまになりますよね。

中田:
 ですから靴は上から落としたんじゃないかっていう。だから他殺説も消えないんですよね。だけど、この事件関係者とか目撃者ですとか、当時の証言者はもうみんないなくなっちゃいました。これは単に怪死事件っていうことで、本当にミステリーのまま終わっちゃった事件なんですよね。

ニポポ:
 片づけられちゃってるっていうことですよね。しかも、発見者と被害者が、知り合いだった。

中田:
 知り合いだったね。
平成2年「足利事件」
ニポポ:
 怪死事件を一つひとつ振り返りたいところなんですけど、平成2年にいきましょう。

中田:
 足利事件ね。犯人捕まったんですけど、そのあとDNAの再鑑定で冤罪になったっていう事件ですね。

ニポポ:
 これってはっきり言って、DNAでの逮捕っていうのが話題になった事件のひとつかと思うんですけれども。これがまたDNA鑑定で覆るっていうのは意味が難しい。

中田:
 血液型鑑定もそうだったんですけど、DNA鑑定をしたら「あなたが犯人」。だけど再鑑定したら「違いました」と。じゃあDNA鑑定って何なのかっていう。あとで出てくる東電OL事件のゴビンダ・プラサド・マイナリ容疑者(以下、ゴビンダ)もそうだったんですけど、やっぱりDNA鑑定でアウトになり、DNA鑑定でまたセーフになったと。

ニポポ:
 犯人像なんですけれども、女性説もあったりとかDNAで何もわかってねえじゃん! みたいなね(笑)。

中田:
 ということなんですよね。

ニポポ:
 DNAの基準っていうものを一回改めないと、まずいことになっちゃうのかななんて思いますけれどもね。
平成3年「悪魔の詩訳者殺人事件」
ニポポ:
 平成3年にまいりましょうか。

中田:
 ああ、筑波大学五十嵐一先生ね。

ニポポ:
 イスラムのムスリムの方たちの中で禁書扱いされている書籍の翻訳を手がけてらしたんですよね。

中田:
 当時のイスラムの指導者はホメイニ氏ですけど、ホメイニ氏が『悪魔の詩』の著者のサルマン・ラシュディを暗殺せよという宗教令であるファトワーを発令して。

ニポポ:
 懸賞金までかかりましたからね。

中田:
 その日本語訳者がこの筑波大の先生だったわけですね。筑波大のエレベーターホール前の階段のところで首がちぎれかかるほど凄惨に切りつけられてたということで。これは『ゴルゴ13』にも影響しましてね。

 今、連載50年で約670話ぐらいきてますけど、単行本未収録作品が5つあるんです。そのうちのひとつが、『幻(ダミー)の栽培』というタイトルで、これ、ホメイニ氏の影武者の話なんですけど。やっぱりイスラムのテーマはこの事件を受けて封印にするしかないと。

ニポポ:
 さすが。しかし、デューク・東郷はどこにでも攻めますね。すごいな。

中田:
 これも未解決ですね。時効になりました。

ニポポ:
 犯人捕まらずということで。
平成4年「東村山警察署旭が丘派出所警察官殺害事件」
ニポポ:
 じゃあ、平成4年にまいりましょうか。

中田:
 旭が丘の派出所が襲われたんですね。警官が射殺されて拳銃が奪われたと。この拳銃には5発の弾丸が装填されたままになってて、拳銃も見つかってない。

ニポポ:
 また使われた形跡もないんですよね?

中田:
 そうなんですよね。その後、拳銃と弾丸が奪われてるわけですから、その後の連鎖、次の再犯が心配されたんですけど、その後何も起きてない。ただ単に拳銃マニアが奪ったのか。

ニポポ:
 拳銃マニア説っていうのが結構濃厚に語られているポイントですよね。

中田:
 だからこれも単独犯なのか、複数犯なのかも判然としないという事件なんですよね。

ニポポ:
 (コメントを見て)「これ中村泰【※】じゃないの?」みたいなコメントがあったりね(笑)。國松長官のね。どこにでも出てきちゃう(笑)。

※中村泰
1995年に起きた國松孝次警察庁長官狙撃事件の真犯人に限りなく近いと言われている人物であり、その他数々の事件へも関与が疑われている。

平成5年「八戸市女子中学生刺殺事件」
中田:
 平成5年ですね。

 八戸女子中学生ね。これは自宅で殺された事件ですね。娘さんが学校から帰宅する、お母さんも帰宅してくる。その間、20分間の間に行われた犯行で、わずか20分でこの少女は帰らぬ人に。

 近所の人が悲鳴も聞いてるし、玄関もガラスも割れてるんですけど、逃げようとして玄関のガラス戸を割って、部屋に引きずり戻されて殺されてるというような非常に、その間わずか20分っていう。そのわずか20分で人は殺され、未解決になってしまうという。

ニポポ: 
 これの不思議なところが、この時代にミニカトッポの黄色とかいうめちゃめちゃレアケースな車が目撃されていて。さらに喫煙をしていたっていう情報まであるというところがあるのに、犯人にいき当たってないんですよね。これがどういうあれなのかなというね。

中田:
 これも見つかってないですね。

ニポポ:
 これが確か、今年もう時効を迎えちゃったんですよね。残念なことなんですけれども、未解決事件入りしちゃったわけですね。

中田:
 完全に迷宮入り事件ですね。

平成6年「井の頭公園バラバラ殺人事件」
ニポポ:
 じゃあ平成6年。

中田:
 井の頭公園

ニポポ:
 きました。

中田:
 これまた猟奇でね。人間の体が20センチ角にきれいに……。

ニポポ:
 定規で測ったように切られていたっていう。

中田:
 そう。血抜きもされてるんですよね。全体の30%しか肉片が見つかっていなくて、ほかの部分は見つかってないんですよね。

ニポポ:
 大抵人間とか生き物の解体っていうのは、関節ごとに考えられるんですけれども、この事件に至っては関節関係なくサイズで考えられてるっていう不可解さがありますね。

中田:
 20センチ辺に切られるって、恐ろしいですよね。

ニポポ:
 恐ろしいですよ。一説には井の頭公園に設置されていたごみ箱にちょうど入る。

中田:
 そうなんですね。あそこに入れられるサイズだったっていうね。

ニポポ:
 実際発見された方も、確かごみ清掃職員の方だったような気がします。

スタッフ:
 そうです。ネコの餌を探すためにごみをあさって、開けたら人間の足が出てきたっていう。

中田:
 井の頭公園内の18カ所のごみ箱に入れられてたんですよね。分散されて。指紋や掌紋もはぎ取られてたっていうんで、隠滅を図ってた。

ニポポ:
 あと、切断方法がいわゆる電のこを使ってないんじゃないか、手のこで引いていた可能性が高いっていうことも話題になりましたけれども。

中田:
 正確に20センチだったっていう……。恐ろしい。

ニポポ:
 恐ろしいですね。またこれ、確か頭部は発見されてないんじゃ……?

中田:
 頭が発見されてないです。
平成7年「八王子スーパー強盗殺人事件」
中田:
 では次ですね。次は何でしょうか。

ニポポ:
 ついにきました。スーパーナンペイ。これも不可解ですね。

中田:
 スーパーのアルバイトの女の子が拳銃で殺されるというね。

ニポポ:
 しかも眉間にバーンみたいな。

中田:
 2発撃たれている人と、後頭部を撃たれている人がいて、とにかく至近距離から発射されてるんですね。

ニポポ:
 物盗りではなさそうっていうのがまたちょっと不可解ですよね。このいわゆる八王子スーパー強盗殺人事件っていうのが起こる前までは、拳銃事件っていうのはいわゆる暴力団の抗争事件。これは一般市民に向けられたっていうことで、ちょっとターニングポイントになった事件でもあるわけですよね。

中田:
 使われた拳銃はフィリピン製なんですよね。スカイヤーズビンガムっていう銃だったんですよ。真っすぐ飛ばない銃だけど、殺傷能力の高い銃で。至近距離からの暗殺に使われるような銃ですから。でも結局、捜査員が延べ7万人投入されたけど、いまだに未解決ですね。

ニポポ:
 足形からちょっと見慣れないっていうか、鉄工所勤務か何かの人じゃないと付着しないだろうっていうような物質が、発見されたりとかっていうのがあったらしいですけれどもね。

中田:
 現場でのいわゆる証拠とかそういう足形も含めてなんですけど、結構出てたんだけど結局犯人逮捕の決め手には……。世田谷一家もそうですけどね。現場からいっぱいいろいろなものが残されていて、犯人の逮捕は近いんじゃないかって言われていたんだけど、その後迷宮入りしてしまう。

ニポポ:
 ただ、この八王子スーパーの事件で不可解なポイントがひとつ。実は事件前に脅迫状が何回か送られてきた。

中田:
 送られてきたよね。強盗説じゃなくて怨恨説とかっていうのが語られる原因にもなってる感じですよね。
平成8年「柴又女子大生放火殺人事件」
中田:
 平成8年。

ニポポ:
 ああ、きた。

中田:
 親がまだ懸賞金をかけてますね。500万円の懸賞金かかってますね。

ニポポ:
 ちょっと異質だったのが、足を確か縛られて……。

中田:
 ストッキングで縛られて。

ニポポ:
 その結び方が何でしたっけ? からげ結び?

スタッフ:
 からげ結びです。

中田:
 ちょっと特殊な結び方なんですよね。

ニポポ:
  一説によると、いわゆる竹ざおじゃないけど、長物をきゅっと縛るようなああいう結び方なので、何か仕事上そういった長物を扱う人、従事していた人が携わっているんじゃないかっていううわさはありますけれどもね。これもいろいろコメントを挙げたいですね。(コメントを読む)「これもプロか」とか、いろいろありますけれども。

中田:
 しばらく焼けた住宅がそのまんま残ってたんだけど、今は消防の倉庫みたいになってて、お地蔵さんが隣に立ってますけど。ただご両親はまだご存命で、事件を風化させまいとして500万の懸賞金をまだかけている状態ですけれど、有力な情報は残念ながら今のところない感じ。

ニポポ:
 この平成5年以降ぐらいは、今でも一応「捜査中」ということにはなってるんですよね。

中田:
 これも本当にだから顔見知り説とかストーカー説だとか書いてあります。いろんな説があるんだけど、正直絞り込めてないですよね。

ニポポ:
 今のところそうですね。
平成9年「東電OL殺人事件」
ニポポ:
 じゃあ平成9年いきましょうか。

中田:
 東電ね。

ニポポ:
 東電OL殺人事件。いろんな作品の舞台にもされました。

中田:
 ドラマチックなのは、殺された被害者が東京電力初の女性管理職だったと。エリート女性社員だったんですよね。ところが夜は5000円で体を売る売春婦だった。それも激安売春婦ですよね。立ちんぼ、道路でもやっちゃう、アパートでもやっちゃう。お客さんは外国人の肉体労働者、その中にゴビンダがいたわけです。

 ゴビンダは確かにお客さんだったんです。便器の中に捨てられたコンドームの中の精液がゴビンダのDNAと一致したということで、ゴビンダ逮捕だったんですけども、その後、乳房についていた唾液とかで再鑑定したらゴビンダじゃないということで、ゴビンダ無罪ということになってるんですけど。これも結局、犯人がわかんないですよね。

ニポポ:
 無罪っていうことになりましたので。

中田:
 あのアパート、まだありますからね。

ニポポ:
 僕もあのアパート、何回か行ってるんですよ。僕、中まで歩きました。

中田:
 入れたからね。

ニポポ:
 っていうか、住んでらっしゃいました。

中田:
 うそ(笑)。

ニポポ:
 この殺されてしまった女性管理職なんですけれども、付近のラブホテルとか出禁になっていたっていう情報もあったりとか、こういった夜のほうでもなかなかいろいろなトラブルを起こしていたんじゃなかろうかという情報がございます。
平成10年「坂出送電塔倒壊事件」
ニポポ:
 平成10年。

中田:
 これ被害者がいないんだけれども。被害者っていうか、停電とかガスの供給が止まってますから大変な被害なんですけど。

ニポポ:
 大変な被害ですよね。

中田:
 鉄塔の台座のボルト80本があって、そのうちの76本が抜かれてるっていう。人的に倒壊させられたっていうことですよね。

ニポポ:
 僕、ここら辺に行くことがあったりするもんで調べたりしたところがあるんですけど、僕の完全な仮説ですが、この辺の地域っていわゆるヤンキー文化じゃないですけど、そういうのが残っていて、鉄塔にいたずらするっていうのが勇者の証じゃないですけどもムーブメントがあって、鉄塔のどこに落書きしてきたとか、何かのパーツ取ってきたとかっていう遊びがあったんですよ。

 その痕跡もあるし、某島なんかに行くと「鉄塔のここに行くと誰かの相合い傘が残されています」っていうのが観光地案内に載ってたりして。結構それぐらいオープンな不思議な文化があったっていうようなところがあるので。

中田:
 遊びで倒した?

ニポポ:
 可能性もなくはないんじゃないかという。

中田:
 四国電力に対する恨みがある者っていう話。

ニポポ:
 そう、テロ説が有力だったりするんですけど。

中田:
 有力なんだけども、意外と他愛のない。

ニポポ:
 実はこれ、思想がなかったりしない? みたいなところも、もしかすると……っていうことですね。

中田:
 でも70メートル以上の鉄塔が倒れるんですから。

ニポポ:
 すごい音だったんでしょうね。

中田:
 ある意味痛快な風景でしょうね(笑)。

ニポポ:
 ガツーンってね。

中田:
 ボルト抜けるんか? って感じですけど。

平成11年「名古屋市西区主婦殺害事件」
ニポポ:
 じゃあ次いってみましょうか。平成11年。

中田:
 これも悲惨な事件でね。2歳の長男の前で殺されているんですよね。

ニポポ:
 ただその長男くんには手をかけていないっていうところで、子どもに対してのある種の優しさじゃないですけど、そういったところを見られるので、「犯人は女性」っていうのがいわれてることですよね。この辺からキーワードとして結構挙がってくるようになるのが、韓国製の靴。

中田:
 ああ、スラセンジャーとか。韓国製のシューズがキーワードになるのが世田谷一家もそうですけど、この事件も韓国製のシューズが確かに語られてましたよね。

ニポポ:
 韓国製の婦人靴っていうのが語られていましたけれども、どうなんでしょうね、韓国製の靴ってこの事件しかり、そんなに特徴的なの(笑)?

中田:
 靴の裏にある足形みたいな形が日本のシューズメーカーと違うっていう。

ニポポ:
 違うんでしょうかね。あとこの事件で僕が聞きかじった情報とすると、いわゆるメーカー名を出すとあれなんですけど、乳酸菌飲料を恐らく犯人が現場で飲んで捨てていると思うんですけど、これがこの近辺で売られているものじゃない。

 最短でも35キロぐらい離れたところの製品なんじゃないかっていう情報がありましたけれど。犯人の特徴のところに書いてありますね。そんなわけでございましたけれども。
平成12年「世田谷一家殺害事件」
ニポポ:
 平成12年。

中田:
 これは語られ尽くした。

ニポポ:
 代名詞的な存在になりますね。

中田:
 これはまさにミレニアムの12月30日、年の瀬で起きた事件でね。警察がこの時期にみんなでお参りに行く、奇妙な“未解決詣”みたいな風景が見られるし、未解決事件の象徴みたいな事件になっちゃいましたけどね。

ニポポ:
 殺害方法の残忍さ、そしてその殺害後の……。

中田:
 奇妙な行動。

ニポポ:
 不可解なところがあるんですけれども。パソコンを使った形跡とかね。

中田:
 パソコン使ったりアイスクリーム食ったりね。

ニポポ:
 メロンまで食べてますからね(笑)。アイスも4つ食べたっていう話ですからね。

中田:
 ネットサーフィンもしてるっていうね(笑)。

ニポポ:
 何ならパソコンから劇団四季のミュージカル予約ね。

中田:
 そうそう(笑)。

ニポポ:
 失敗したらしいけども。あれ、予約されてたら逮捕できたかもしれないですよね。何で失敗しちゃったんだろう。

中田:
 だからいろいろな証拠が家中に残されてて、犯人逮捕も近いだろうと思われてたにもかかわらず、あれだけの証拠がありながらいまだに捕まらないという。

ニポポ:
 ここで語られるのが、また韓国製のスニーカーっていうことなんですよね。

中田:
 あと足跡。階段をのぼっていく犯人の足跡が残ってるんですけど、それが韓国の軍隊の歩き方だっていう。

ニポポ:
 なるほど。

中田:
 足音を消してのぼるっていう、その特徴的なのぼり方が韓国の軍隊で仕込まれる歩き方。

ニポポ:
 そっか、それが使われていたんですね。

中田:
 だからいわゆる韓国人説っていうのが靴と併せてあるんだけれども、わからないと。

ニポポ:
 韓国の方を犯人扱いしてるわけじゃないんですけれども、確かこの事件に関しては、DNAでも韓国の方では5人に1人、日本人ではほぼないっていう特徴が検出されてるらしいっていううわさがありますね。

中田:
 韓国は徴兵に出なきゃいけないんで、みんな言うなれば訓練されるわけですから。だから本当に軍人とは限らないし。軍隊の経験はあっただろうっていわれるっていうだけでね。

ニポポ:
 また不可解なのが、死んだあとからまたさらに刺したりっていうような。

中田:
 ちょっと残忍な殺され方してるんですよね。

ニポポ:
 謎も残っているんですけれども、証拠みたいなものもいっぱい残していながら。

中田:
 指紋、血液、掌紋、衣服、全部残ってますからね。

ニポポ:
 何とか逮捕にこぎつけてほしいもんですけどね。

中田:
 この家は壊されずに今もそこにあるというですね。

ニポポ:
 もう石碑的な扱いになってますけれどもね。

中田:
 Googleマップで見ると、公園になる予定だった場所でその家だけがぽつんと。

ニポポ:
 今年になって、やっぱり風化させないぞっていうことで、警察側が事件当時の平成12年の街並みを3Dグラフィック化して公開し始めましたね。

中田:
 なるほどね。

ニポポ:
 というような動きがあるんですけれども、まだ有力情報は得られていないということになっております。
平成13年「歌舞伎町ビル火災」
ニポポ:
 じゃあ次、平成13年いってみましょうか。これもまあ死者数がちょっとすごかったですよね。

中田:
 44人死んでますからね。3階が麻雀店、4階が「スーパールーズ」というパブですよね。かわいそうだったのが「スーパールーズ」に遊びに来てた客の名前がみんな出ちゃってね(笑)。

ニポポ:
 あれはちょっとね。

中田:
 不名誉な。

ニポポ:
 これもいろいろな説があります。ただ気になる情報として、「火つけるぞコラ!」って言って麻雀店を飛び出した……。

中田:
 そういう客がいたっていう。出火場所が火の気のない階段で、放火説ですね。死因は煙突ビルだったということで、高濃度一酸化炭素中毒死ということで、焼け死にじゃなくて一酸化炭素中毒死ですね。

ニポポ:
 燃え広がりがめちゃくちゃ速くて、それにはふたつ要因があって、ひとつはこの当時映画の件もあって大きな話題になった、バックドラフト現象。中で火が燃えている、くすぶっている状況っていうのを知らずにドアを開けてしまったもんで、空気が一斉に流れ込んで……。

中田:
 酸素が入って、一気にぼわっと燃え上がるという。

ニポポ:
 もうひとつが、実はガス管が意図的に破壊されていたという形跡が見られているという情報がある。また、警報器が切られていたという情報。

中田:
 あとビルから何人か逃げ出してるんですけど、ビル内にいた人間が把握できてないんですよね。

ニポポ:
 警報器がないんで。

中田:
 だからその現場から逃げた人間の中に犯人がいた可能性も捨てきれないっていうことでね。

ニポポ:
 屋根伝いに逃げたりっていうことがあったみたいですけれども、この事件に関しては、何か闇があるんじゃないかって追った人がまた事件に巻き込まれるみたいなちょっと不可解な要素があったりするんで。  
平成14年「平野母子殺害事件」
ニポポ:
 そういうことで、平成14年にいきましょうか。

中田:
 これは刑務官の義父が疑われて、その後冤罪という。これも残忍な殺され方。子どもが浴槽に沈められたりとかね。

ニポポ:
 1歳ですよ。おいおい……っていうところは、警察の捜査体制なんですけれども。証拠品をばんばんなくすというね(笑)。

中田:
 たばこの吸い殻を無くしちゃったりとかね。

ニポポ:
 何か72本中71本無くしましたみたいな情報がありましたね。

中田:
 重要な証拠がみんな無くなっちゃうっていうね。

ニポポ:
 本当ですよ。これが本当に失態なのか闇なのかみたいなね。

中田:
 これは意図的に証拠を警察が消したのか何なのかわかりませんけど。

ニポポ:
 ですよね。

中田:
 本当に間抜けだったのかどうなのかわからないですけどね。これは人為的に未解決になってしまったような。

ニポポ:
 人の意図が介在したとは思いたくないですけどね。単なるミスであったら仕方がないとはなかなかいえないですけれどもね。

中田:
 犯人として逮捕した人間がやっぱり無罪でしたってなると……。そういう事件、すごく多いんですけど、また未解決で振り出しに戻るというね。

ニポポ:
 初動捜査を間違えると大変なことになるんですよね。無罪になったけども、裁判長からえらい補足がつきましたよね。被告には濃厚な嫌疑があるって言ってるのに無罪みたいな。あれ、どうなんですかね。

中田:
 結構多いんだよね。黒あるいは白、真ん中のグレーなんだけど、白よりのグレーなのか、黒よりのグレーなのかやっぱりわからない、だから無罪。でも無罪を勝ち取って、また再犯を繰り返した犯人っていうのは過去の事件にもあったりしたんです。

 昔で言えば小野悦男【※】なんか、「無罪です」って。でももう一回殺人を犯して。やっぱりこの事件は刑務官が……。無罪になってますけど、どうなんだろうね。

※小野悦男
1968年から1974年にかけて発生した首都圏女性連続殺人事件で逮捕されたものの、無罪となった人物。「冤罪のヒーロー」と呼ばれたが、1992年に窃盗、1996年に殺人で逮捕された。

ニポポ:
 ちょっと難しいですよ。司法判断の白か黒しかないっていうのは、そろそろ限界なんじゃねえかなっていうね。

中田:
 難しい。今、栃木小1女児殺害事件も犯人が捕まってますけど、あれもまだ冤罪説があったりとかね。和歌山毒物カレー事件もそうですけど、林真須美は動機がなければ状況証拠だけで死刑になっちゃいましたからね。林真須美も本当に犯人なのかな? みたいなところもありますからね。

 今、殺人事件を中心に話してますけど、殺人だけじゃない。ちょっと脱線するけど、2003年の児童買春事件ですけどプチエンジェル事件とか。犯人は自殺してますけど、顧客リストが2000人あったんですよね。この顧客リストについては全く捜査が行われることなく幕引きになっちゃった。

 児童買春は時効がないんで、顧客も含めてみんな連鎖するかなと思ったら、捜査は終わっちゃいましたからね。

ニポポ:
 また主犯の自殺した方の住んでた家っていうのが、めちゃめちゃ貧相なアパートなんですよね。そのアパートにカウンタックなんかがね。

中田:
 自殺した少女を監禁してたのは赤坂のウィークリーマンションで最上階だったんですけど、そこで中にテントを張って、その中に練炭をたいて練炭自殺して。顧客リストは大量にそこにあったと。押収されたと。ただちに児童買春の顧客は捜査されるのかなと思って見守っていたら、あっという間に幕引きになっちゃって。一体何なんだと。まさか警察関係者も顧客にいたんじゃないかと。

ニポポ:
 警察関係者いわく、その顧客名簿は偽名の可能性が高いということでございますが、真実のほどやいかにというわけで後半のほうにいってみましょうか。
平成15年「大和市高齢男性殺人事件」
中田:
 平成15年。これは恐らく怨恨ですよね。

ニポポ:
 怨恨の要因として、遺体のそばに「ざまあみろ」っていうメモ書きが残されていたということなんですけれども。

中田:
 あとエントランスの防犯カメラね。

ニポポ:
 中年男性が映ってる。

中田:
 捕まるかな? と思ったら、捕まらないっていうね。

ニポポ:
 これも現状捜査中の案件なので、どこかで動き出してくれればいいなとは。

中田:
 でも本当に殺人事件の時効が撤廃されてからというもの、未解決事件がたまるばっかり。これ、全部未解決になっちゃいますよね。

ニポポ:
 これを全部捜査続行してるチームっていうのはあるんでしょうかね。

中田:
 捜査本部が解散できなくなりましたから。

ニポポ:
 要はかけ持ちになっちゃうわけですよね。

中田:
 担当が1人でも2人でも捜査本部は残るわけですよね。でも彼らも実際には異動になるわけで。だから引き継ぎの問題ですとか、目撃者の問題ですとか、やっぱり時効が。被害者の遺族感情からすると、事件はいつまでたっても時効はないっていうあれなんですけど、調べる警察がやっぱり大変ですよね。

平成16年「四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件」
ニポポ:
 それでは平成16年、いってみましょうか。

中田:
 ジャスコ誤認逮捕ね。

ニポポ:
 これも一大テーマになりましたね。グリコ森永事件以来の、いわゆる監視カメラ映像公開に警察側が踏み切ったという事件なんですけれども、ただ公開された映像が怖すぎるということで、大きな話題になったという事件でございまして。

中田:
 結局被疑者が死んじゃっているんで……。被疑者が死んじゃうっていうのはどうなんですかね。

ニポポ:
 取り押さえたときの過度なストレスと、心筋梗塞の併発ですよね。「万引きだ」とか何か言われたんですよね。「万引きだ」とか何か言った女性が現場から逃走しちゃったんですね。それの女性の映像が公開されたんだけど、それがちょっと人間と思えないんですね。

中田:
 不気味。あれは何なんですかね。

ニポポ:
 何なんでしょうかね、あの不気味さは。

中田:
 あれはまさに現代ホラーですよね。

ニポポ:
 妖怪説が出てますけども。あれだけインパクトが強い女性がいたら、多分近隣の方は知ってると思うんだよね。

中田:
 あんな人間がいたら知ってると思うんだよね。

ニポポ:
 「妖怪ちゃん」とかニックネームをつけられてるかもしれませんからね。
平成17年「石狩市会社員強盗殺人事件」
ニポポ:
  それでは、平成17年いってみましょうか。

中田:
 石狩会社員強盗殺人事件。ATMを襲うっていうのが流行っていた頃ね。

ニポポ:
 ただ不可解な点っていうのもありまして、この事務所からショベルローダーが盗まれたんですよ。鍵も使われた状態で盗まれた。ATMに突っ込んだ。

 だけど、ATMから現金が盗まれていないっていう不可解さがあったもんですから、そのATM強盗っていうのはダミーなんじゃないかっていううわさもあるという情報があったので、もしかすると単なる怨恨説っていうのがあったりするのかとかね。

中田:
 まあユンボを運転してATMに突っ込むみたいな事件がこの頃、続発してましたからね。

ニポポ:
 最年少だと高校生か何かがやった事件もありましたからね。

中田:
 ユンボの鍵ってどれでも合っちゃうんですよね(笑)。

ニポポ:
 そうなんですよ(笑)。

中田:
 あれは驚きなんだけどね。

ニポポ:
 これ、大問題になったんですけども、まだ、改善されていないっていうね(笑)。何とかしようぜって思いますけれども。  
平成18年「堺市母娘殺傷事件」
ニポポ:
 さあ、平成18年いってみましょうか。

中田:
 堺市ね。

ニポポ:
 こちらは刃物でやられちゃったんですよね。

中田:
 確か犯人はすぐ逃走してるんだよ。

ニポポ:
 これ、確か次女は助かったんですよね。事件前から付近で刃物を持った男がうろついている情報が出されていたっていうことがありましたけれどね。これも不可解ポイントがひとつあって、なぜか現場にこの犯人の男が、替えの短パンを用意してる。その替えの短パンを用意して落としていったんですよ。確かそんなんだったよね?

スタッフ:
 そうです。

ニポポ:
 コンバースって書いてあありましたもんね。

中田:
 それは強盗ではなくて、次女のレイプ目的なんですかね? そのあとパンツを取り替えようかなみたいな。

ニポポ:
 でも、パンツじゃないんですよ。短パンなんですよ。半ズボン。

中田:
 じゃあ、返り血を浴びるっていう前提なんですかね。

ニポポ:
 上着は何とかなると思ったんですかね? 謎なんですよ。

中田:
 謎だね。

ニポポ:
 (コメントを読む)「ミスリードさそってわざとおとした?」。そうね、そういう見方ももちろんあっていいと思うんですよ。

中田:
 そういうケースもありますよね。

ニポポ:
 コンバースのでかでかと掲げられたグレーの短パンを落としていきながら、実は自分はおしゃれな服で帰るとかね。わかんないけどね。

中田:
 これも犯人が捕まってないと。

ニポポ:
 捕まってないですね。
平成19年「京都精華大学生通り魔殺人事件」
ニポポ:
 19年、いってみましょうか。

中田:
 川崎の通り魔は捕まったけど、これは捕まってないんだよな。

ニポポ:
 字面を見て何となく思い出したところによると、口論になったところは目撃されてるんですよね?

スタッフ:
 そうです。犯人が「アホ」「ボケ」みたいな感じで語尾につけながら、結構興奮状態だったみたいな。

ニポポ:
 結構ぶっ刺してたっていうね。

中田:
 通り魔的な事件なんで、やっぱり目撃証言がないとなかなか厳しいですよね。

ニポポ:
 目撃者も確か数秒目を離したらまったく見当たらないぐらいいなくなってた。

スタッフ:
 自転車に乗って口論になってる姿を見てみると、不審な男が畑に背を向けて座り込んでいて。その30秒後ぐらいに気になって戻ったら、もうその座ってた男の人はいなくて、被害者が血を流して座り込んでる状態。まだそのときは息があって。

中田:
 生きてたの。まだ息があった。あとで死んじゃうのよね。でも池袋駅立教大学の学生が殴られて昏倒して死んじゃって、山のように目撃者がいたのに犯人捕まんないっていうこともあるしね。

ニポポ:
 あの池袋の加害者も、毎日そこで通勤してたっぽいので捕まるかなと思ったら。

中田:
 あれも捕まってないですからね。

ニポポ:
 若干小太りチックな感じの男性だった。

中田:
 山のように目撃者がいても捕まらないっていう。やっぱりこの事件は目撃者がちょっと乏しいっていう点で。

ニポポ:
 ひとりしかいないですからね。

中田:
 通り魔的な事件は目撃証言がないと厳しいですよね。

ニポポ:
 この怨恨とか、いわゆる加害者と被害者に関係性がある、ないっていうのは非常に大きいですね。
平成20年「岡山地底湖行方不明事件」
ニポポ:
 さあそれでは平成20年。

中田:
 これも謎の事件。これはミステリーに近いかな、未解決っていうよりは。

ニポポ:
 鍾乳洞みたいなところをずっと0.6キロぐらい行くんでしたっけ?

中田:
 そうそう。

ニポポ:
 その突き当たりに、巨大地底湖がある。そこに探検クラブのメンバーが行ったんだけれども、なぜかひとりだけ泳ぎ「タッチしました~」って音沙汰がなくなるみたいな。誰も救護活動を行わず帰ってくる。その後、被害者のmixiに不正ログインがあって、日記が全部消されるとか、そのサークルメンバーのホームページで不可解に何名かが消されるとか不思議なことが。

中田:
 だから殺人説もあるぐらいですよね。

ニポポ:
 記者会見をせずに終わってしまった。マスコミも追従しないっていうような、いろんな要素が……。

中田:
 絡み合ったね。ちょっと小説になりそうな題材のね。

ニポポ:
 地底湖にたどり着くまでに、プロの探検家の方々をガイドに連れてってもらって行くんだけど、現場で捜索活動が行えるのが2、3時間しか取れないっていうような大変な深いポイントだったらしいですけれども。いろいろとちょっと不可解要素が多すぎて。

中田:
 まだ見つかってないんですよね?

ニポポ:
 結局上がってないです。今ももしかすると、地底湖の中で眠っている。

中田:
 完全に死ろう化しているでしょうね。

ニポポ:
 その地底湖の深さも32メートルぐらいあるらしいですから。

中田:
 ちょっと神秘的な空間ではありますけどね。

ニポポ:
 なかなか機材も持って入れないレベルの場所であったというようなことだそうでございます。

平成21年「大阪西成女医不審死事件」
ニポポ:
 それでは、続いていってみましょうか。平成21年。

中田:
 大阪西成女医。

ニポポ:
 これも闇深な感じが。

中田:
 これ、自殺説があったんじゃなかったですっけ?

ニポポ:
 あります。っていうか、自殺説にされちゃった。西成で何かあったら、とりあえず自殺にしとこうみたいなノリがあるかないかは知りませんよ(笑)。ただ自殺っていうケースは多いので、遺族が「どう考えてもおかしいだろう」っていうことで、これは自殺じゃないんだっていうことを訴え続けて。確か「捜査するか」ってなったのは3年後ですから。

中田:
 桃井望【※】の怪死事件もそうでしたけどね。あれも自殺、心中で処理されてますけど、あとで殺人って認定されましたからね。

※桃井望
2002年長野県にて遺体で発見された元AV女優。現在も警察は同乗していた男性による無理心中・殺人の両面から捜査している。

ニポポ:
 僕の中では自殺で止まってた。そうなんですね。

中田:
 だけど再捜査はいまだに行われてないです。だからあれも未解決事件ですよ。

ニポポ:
 完全にそうですね。

中田:
 怪死ってこういうことが起きるんですよね。自殺じゃねえだろう、殺人だろう、心中じゃねえだろう、みたいなね。警察の捜査を疑うわけじゃないですけどもね。

ニポポ:
 自殺かも? と認定される段階でも、頭部に深い傷があって、その傷っていうのはどう考えても生前につけられた傷であったんですけれども、自殺処理されたっていう謎がちょっと残ってますけれどね。未解決事件はこうやって振り返っていくと、ちょっと警察の捜査体制って……(笑)。

中田:
 初動とか、証拠をなくすとかね。やっぱりミスが目立ちますよね。

ニポポ:
 起こってしまったことは仕方がない、今後、教訓として生かすかたちで何とか未解決事件を減らしていければなと思っておる次第でございます。
平成22年「富山市会社役員夫婦放火殺人事件」
中田:
 資産家殺人でしたっけね?

ニポポ:
 そうですよね。これ、不可解なポイントとして……。

中田:
 文春に何か送りつけるんだ。

ニポポ:
 そう、週刊文春にCD-Rを送って。警察の要請に対して、週刊文春側が開示しなかったんですよね。

中田:
 そうですね。

ニポポ:
 結局差し押さえかなんかしたんでしたっけ?

スタッフ:
 そうですね。差し押さえ令状によって押収した。

ニポポ:
 そこでちょっと2年くらいかかってるわけじゃないですか。文春さんはもうちょっと柔軟な対応をしてもよかったんじゃないの?っていう思いはちょっとありますね。この人は逮捕されるけど不起訴になるんですよね。

スタッフ:
 そうですね、結局不起訴ですね。

ニポポ:
 いわゆる心神喪失じゃないけど、なんかそういうのも語られたりとかね。

スタッフ:
 そうです。精神鑑定とかに。

ニポポ:
 そうだよね、精神鑑定があったもんね。というのがあったりと。これも白黒グレーの色の決め方がちょっと難しい。ただ、犯人しか知りえない情報がちゃんとあった。

中田:
 にもかかわらず……。

ニポポ:
 そうなんですよ。結局どういうこと? って僕らにもわからねえのよ。

スタッフ:
 この事件は裁判も行われているので、気になる方はご自分で検索して見てもらったほうがわかりやすい。ここには少ない情報しか入れられてないので、調べてみたほうがいいと思います。不起訴になった理由とかも、え、これで不起訴? みたいなやつが多いですね。

ニポポ:
 そうなんだよね。

スタッフ:
 ここに載せてあるのは、ほんの一部なので。

中田:
 人を仮に殺したとしても条件が揃えば不起訴になるっていうことなんですよね。

ニポポ:
 うん。えらいこっちゃでございます。
平成23年「荒川区路上男性会社員刺殺事件」
ニポポ:
 それでは続いて平成23年いきましょうか。

中田:
 荒川のね。これも刺されちゃった男がタクシーの運ちゃんに助けを求める。

ニポポ:
 うん。

中田:
 でもなんだかよくわからないんですよね。

ニポポ:
 そうですよね。これに関しては犯人の目撃情報も意外とあったんですよね。

中田:
 これも通り魔的な事件ですよね。顔見知りじゃないですよね。

ニポポ:
 そうです。鶯谷に向かった説というのがありますけどね。

スタッフ:
 防犯カメラにも映っていて……みたいな目撃証言もあるけど、見つからないみたいな。

ニポポ:
 捕まらない。見つからない。いろいろな人に見られている、映像も残ってるのに特定されない人っていうのは何なんでしょうね。

中田:
 東京にこれだけの人口がいて、これだけの目があるにもかかわらず。

ニポポ:
 誰にも見られていないっていうことなんですかね?

中田:
 やっぱり東京の怖いところって、道路に人が倒れていても何とも思わないというか。

ニポポ:
 そうですね。

中田:
 無関心。

ニポポ:
 いい被写体くらいにしか思ってもらえませんから。

中田:
 そう。道路に人が倒れていても、関心を持たないというのが東京人のある意味の恐ろしさというかね。

ニポポ:
 2、3年くらい前なんですけど秋葉原を歩いていたら、泣きながら駆け回っている男の子がいるんですよ。誰も保護してないんですよ。

スタッフ:
 迷子?

ニポポ:
 うん。埼玉県民としてびっくりしましたね(笑)。

スタッフ:
 逆に声をかけたら「声掛け事案」みたいに言われる時代じゃないですか。

ニポポ:
 そうそう。

スタッフ:
 それでこっちも声を掛けづらいところありますよね。

ニポポ:
 俺も怖かったから、録音を回して「どうした?」って言って。

スタッフ:
 ちゃんと対策を。

ニポポ:
 そうそう。それで「交番連れてってあげるから」って交番に連れて行ったら、おまわりさんも「もう帰っていいから」って。

スタッフ:
 え?

ニポポ:
 全然事情も聞かずに帰らされたんですよ。ここでも初動体制がどうなの? というね。

中田:
 今はお漏らして泣いている少女を保護してもアウトらしいですね。

ニポポ:
 あ、だめですか?

中田:
 だめだと。だからお漏らしして泣いている少女がいても、助けられないというか。

スタッフ:
 事案になっちゃうんですね。

ニポポ:
 そうか。

中田:
 だから事情がわからないと助けられないというか、ただ単に倒れてるとか血を流してるというだけでは、なかなか助けられないというか、手を差し伸べられないというような世の中になってきちゃってるっていうようなのが、ある意味日本の恐ろしいところではあるよね。

ニポポ:
 心臓マッサージのAEDをするために胸をはだけさしたら、「セクハラだ!」って言われて。

中田:
 そう。

スタッフ:
 どうしたらいいのかっていう。

中田:
 AED使おうと思ったら、おっぱい見なきゃならないですからね。

ニポポ:
 そうですよね。

中田:
 助けられないじゃねえかと。

ニポポ:
 そうですよ。なかなか難しい時代に我々は生きているわけでございますけども。

中田:
 そう。だから本当に難しい時代に生きてるんですよね。

ニポポ:
 うん。

中田:
 だから単に「キャー」という悲鳴を聞いただけでは、なんだ? とはならない(笑)。

ニポポ:
 四日市のあれじゃないですけども、「キャー」って言ってる人が被害者とは限らないですから。

中田:
 限らないんですよね。今、「キャー」くらいでは、東京人は動かないですよね。

ニポポ:
 そうですよ。微動だにしません。

中田:
 微動だにしない。やっぱり都会の死角っていうか、都会の盲点というか、こういう事件が起きちゃう。

ニポポ:
 起きちゃいますね。

中田:
 目撃者がいない。これだけ目があって、これだけカメラがあって、ひどい世の中ですよね。
平成24年「仙台市男性病院駐車場死体遺棄殺害事件」
ニポポ:
 それでは続いての事件。

中田:
 仙台? ああ、駐車場でね。

ニポポ:
 はい。これも火つけられたやつですよね。

スタッフ:
 そうですね。病院の駐車場に置いてあって軽自動車が燃えていて、その火を消して中を開けたら、首を殴られたか圧迫された男性の遺体が置いてあったというか、発見されたという。殺害現場は別のところという予測ですね。

ニポポ:
 窓に目隠しされてたんですよね。

スタッフ:
 そうです。新聞紙が貼られてて、中を見られないように。

ニポポ:
 少しでも発見を遅らせようみたいなね。

スタッフ:
 そうですね。

中田:
 火をつけるっていうのは、相当恨みとか。

ニポポ:
 証拠隠滅であったり。でも証拠隠滅というわりには、めちゃくちゃ目立つ車だったんですよね。

中田:
 つまり証拠隠滅を図るには雑ですよね。

ニポポ:
 シャンパンゴールドのカラーですから(笑)。

中田:
 僕、科学捜査研究所を取材したことがあったんですけど、やっぱり捜査を撹乱させるためには、首がないというのが一番らしいですね。

ニポポ:
 え!?

中田:
 解体して首を隠しちゃうっていうっていう。やっぱり頭蓋骨とか頭部の詰まってる情報って相当なもので。

ニポポ:
 そうなんですね。

中田:
 頭部が見つからないって、個人特定がなかなか難しくなるんで。燃やすっていうのは歯型も残ってるわけですし、燃やすだけではやっぱり隠滅にならないですよね。

ニポポ:
 なるほど。雑ですね。

中田:
 これも犯人捕まってないですからね。

スタッフ:
 捕まってないですね。殺害現場もわかってない。

ニポポ:
 そうか、発見場所だけなんだね。
平成25年「王将社長射殺事件」
ニポポ:
 さあそれでは平成25年いきましょう。

中田:
 でた!

ニポポ:
 来ました。

中田:
 ニュースが次々という感じですけどね。

ニポポ:
 これに関してはいろいろな情報がありますね。まさにきょう(12月19日時点)、ちょっと動きましたね。

中田:
 逃走用バイクが。

ニポポ:
 そう。逃走用バイクに乗り換える際の軽自動車を貸したっていう人が見つかったわけで。

中田:
 見つかった。ここから犯人につながっていくのかっていう。

ニポポ:
 そうですね。ここから原付きを当たって、原付きは誰が乗ってたみたいなことで、どんどん動き出すのかどうか。事件の背景に戻りますと、暴力団グループとのトラブル説ですとか。僕がちらちらっと聞いている情報だと、ちょうどその時点で中国進出を計画されていたという。うわさね(笑)。

 中国って実は市場が閉鎖的なんですよ。中国に進出って、まずは仲間に入るっていうことが重要なんです。そのいわゆる華僑入りというのを拒んだ、独自路線でいくというスタイルだったっていううわさがあるので、そういったところが関係していたら怖いなという情報もあったりなかったり。

 (コメントを読む)「25口径ってプロが使うか?」とか、いろいろ情報もありますけども。この辺はどうなんでしょうかね。

平成26年「山口県白骨死体遺棄事件」
ニポポ:
 さあそれでは平成26年いってみましょうか。

中田:
 これはあれですね、白骨死体が見つかったというだけで、何もわからないですよね。

スタッフ:
 何にもわからないですよね。

ニポポ:
 不可解ポイントとしては、自分で来た形跡がないと。

中田:
 まあ死体遺棄っていうことですよね。

ニポポ:
 ええ、そうですね。

中田:
 白骨化してるわけですからね。個人特定できていないんですよね。

スタッフ:
 できていない。身元もわからない。一応、DNA鑑定というか、調べで45歳から75歳くらいの男性。

ニポポ:
 広いな。

スタッフ:
 すごい幅広くって、死亡時期も2009年から2013年みたいな、全部が不明。DNAで何もわかってないじゃん。

中田:
 科捜研の話に戻るけど、取材したときに、頭蓋骨のこのギザギザがありますよね。ここの癒着の状態で、年齢は5歳刻みでわかる。

ニポポ:
 なるほど。

中田:
 科捜研の人はそう言っていましたけどね。

ニポポ:
 ということは本当に頭蓋骨がないということは大変なことですね。

中田:
 そうですね。男か女かも頭蓋骨からわかる。

スタッフ:
 そうなんだ。

中田:
 女の洋服を着ている死体が見つかったけれども、調べたら男だったとか。そういうケースももちろんあるわけです。ただ、頭蓋骨の額の部分で男か女かわかる。眼窩の広さで、外人か日本人かもわかる。

 年齢に関しては頭蓋骨のギザギザの縫合の状態ですね。赤ちゃんの時は広がっているわけです。だんだん締まってくると、癒着の状態で5歳刻みで年齢がわかる。だから頭蓋骨は大事なんだというようなことを言ってましたけど。なので45歳から75歳ってかなり大雑把だなと。

ニポポ:
 そうですよね。

スタッフ:
 遺体の近くに毛布が置いてあって遺体を運ぶ際に使われた可能性があるんじゃないかという説がありましたね。靴が見つかっていないので、どこかから運ばれてきたっていう死体遺棄事件と断定されている。

ニポポ:
 (コメントを見て)「骨の状態が悪いんじゃないか」っていうコメントがあったりね。

スタッフ:
 2014年に発見されて、2009年頃から2013年の死亡だったので。山の中でしかも白骨なんで、状態はあまりよくないと。

ニポポ:
 やっぱり遺体を隠すじゃないですけど、山とかに埋めるっていうのが一番発見だったり身元の特定を遅らせることができるものらしいですね。

中田:
 埼玉愛犬家連続殺人事件【※】で、関根元と風間博子の事件がありましたけど、彼の場合「死体を透明なボディにする」って言っていたわけです。小間切れですね。肉片と骨片に変えてバラ撒いて、結局死体なき殺人に。

埼玉愛犬家連続殺人事件
1993年、埼玉県熊谷市周辺で発生した殺人事件。元夫婦である関根元と風間博子が経営するペットショップ「アフリカケンネル」でトラブルが発生した顧客を殺害、遺体処理について「ボディを透明にする」という手法が注目された。

ニポポ:
 そうですね。

中田:
 4人殺してますけど死体がないっていうのは、やっぱり警察としては非常に困った状態になりますよね。要は殺人の手段がわからない。筋弛緩剤を注射して殺してるわけですけど。

ニポポ:
 言ってみれば、裏切り者ということになった側近の証言がほとんどですもんね。

中田:
 火葬場がそうなんですけど、人間を高温で焼くと骨が残るわけですけど、低温で長時間焼くと、骨が粉になるらしいですよ。

ニポポ:
 焚き火でじっくり焼いてたらしいですね。

中田:
 だから陶芸のかまどで長時間焼くと、骨はサラサラの粉になって、あとはもう……。

ニポポ:
 川に撒いちゃう。

中田:
 もう完全に残らないですよね。でも人間を低温で焼くというような施設は陶芸家しか持ってないですよ。
平成27年「東京駅コインロッカー死体遺棄事件」
ニポポ:
 平成27年行きましょうか。

中田:
 コインロッカーね。死体がよくわかんない。

スタッフ:
 これもそうですね。何から何まで、わからない。

ニポポ:
 そうですね。

中田:
 コインロッカーから赤ちゃんが見つかったり、お婆ちゃんが見つかったりね。

ニポポ:
 大変ですよ。これに関してはちょっと残念というか悲しい説がひとつあって、遺族が貧しくてお葬式を出す費用がなく、知恵もなかったから投棄しちゃったという説がありますけれども。どうかわからないですけどもね。

スタッフ:
 他殺された形跡はない。

ニポポ:
 自然死っぽいんだよね。

中田:
 死体の処分に困って、「ロッカーならよかんべ」って感じの。

ニポポ:
 誰か見つけてくれるだろうと。

中田:
 困った人間がロッカーに隠しちゃうというのは昔からありますよね。赤ちゃんもそうなんですよね。

ニポポ:
 最近捕まったものでも何年ずっとお金を入れ続けて発覚を遅らせてたっていうね。結局、自首したんだけどもね。

中田:
 やっぱり東京は怖い感じですよね。

ニポポ:
 そうですね。

中田:
 東京駅ってあれだけでかくて、人間が何をロッカーに入れてるかわからないですからね。

ニポポ:
 今も開かずのロッカーみたいになっているところ、もしかすると……。

中田:
 確か東京駅のロッカーは1回使ったら3日間は使えたのかな。3日以上解錠されないと管理会社が開けちゃうのかな。だから3日は隠せるのかな。ロッカーは何が出てくるかわからないですよ。金塊が出てきたこともありましたからね。

ニポポ:
 わお! それはいいな。

中田:
 本当にびっくり箱ですよね。

ニポポ:
 そうですよ。『闇金ウシジマくん』の第1章も風俗の女性がコインロッカーに貯金してたよね。

スタッフ:
 貯金してた。

ニポポ:
 結局取られちゃうんだけどさ(笑)。

中田:
 やっぱりコインロッカーはドラマティックですよね。

ニポポ:
 ドラマティックです。なんか不気味さがありますよね。

中田:
 何が入っているかわからないですもんね。
平成28年「農業女性殺人事件」
ニポポ:
 それでは次行きましょうか。平成28年。

中田:
 農業女性殺人事件。

ニポポ:
 僕、これはほとんどノーマーク。よくわかっていないかもしれないです。

中田:
  これは俺もノーマークだなあ。

スタッフ:
 この年代になるとだんだん未解決事件が減ってくるわけじゃないんですけど、今まで出てきたやつみたいにネットで語られてるっていうのが少なくなってきて、結構調べるのが大変だったんですよ。

中田:
 これは本当にローカル。全国ニュースになった?

スタッフ:
 どうなんですかね。

ニポポ:
 愛知県か。蒲郡あたり。

中田:
 蒲郡か。

ニポポ:
 ラグーナテンボスとかあっちのほうだよね。

スタッフ:
 そう。携帯電話の充電器のコードが首に巻き付けられた状態で発見された。

ニポポ:
 携帯の充電ケーブルとか細いよ。

スタッフ:
 ガラケーのやつみたいなんですけど。

中田:
 これで殺せるのかな。

ニポポ:
 ねえ。だって1.5メートルくらいが限界じゃん。

スタッフ:
 首に巻き付けたまま部屋中を引きずり回した跡があって。

ニポポ:
 ちょっと待って。携帯の充電ケーブルで首を締めたまではいいだろう。引きずり回せるほどの強度あるかな。

スタッフ:
 部屋に引きずった跡があった。恐らくケーブルで引っ張りながら、引きずったんじゃ……。

中田:
 そうすると頸動脈が切れて血が吹き出したわけか。

スタッフ:
 首からではなくて耳から血が出てて、その血が室内に落ちてる。

ニポポ:
 捜査班の人が「これ自殺だな」って言ってますね(笑)。

スタッフ:
 違う、またおかしいことになるよ。被害女性はひとり暮らしで、発見者は息子さんなんですけど。

中田:
 頭部が激しくうっ血すると耳から血が出るんですかね?

ニポポ:
 僕の感覚だと耳からって、強打とかじゃない限り。

中田:
 耳からなかなか血は出ないですよね。

ニポポ:
 出ないですね。どうなんでしょうかね。

中田:
 なるほどね。

ニポポ:
 (コメントを読む)「息子、かわいそうすぎる」というコメントもあったりね。あと鍵の家の中の鍵の状況がちょっとおかしかったんだって。

スタッフ:
 そうです。これがちょっと不可解な点というか、不思議だなと書かれてたのが渡り廊下の扉。廊下の扉とかは普段は開いてるんだけど、なぜか鍵が閉まっていて犯人が殺害後、鍵をかけたんじゃないかっていう。これも未解決ですね。

ニポポ:
 なるほどね。

中田:
 この事件ノーマークだったな。大ニュースになってる事件だけじゃないっていうことですよね。地方のローカルにまだ人知れず恐ろしい事件が眠っているっていうことですよね。

スタッフ:
 そうですね。まだ他にもありました。

中田:
 日本は怖いね。

ニポポ:
 こういうのは意外とあるもんですね。
平性29年「北九州市簡易宿泊所放火事件」
中田:
 平成29年。

ニポポ:
 これは昨年だからね。

中田:
 ドヤの放火。これもわかんねえんだよな。

ニポポ:
 わかんないんですけど、いろいろ情報が出てますね。たとえば宿代のトラブルというのが語られてるよね。いきなり家賃が2倍とかにされたんだよね。

スタッフ:
 日雇いの人とかが住むアパートで。

ニポポ:
 ドヤですよね。

スタッフ:
 住民票とかも確認しないみたいな。だから誰が住んでるかわからなかったんですよ。

ニポポ:
 簡易宿泊施設ですからね。

スタッフ:
 だから誰が死んだか、誰が現場からいなくなってるのかも結構調査しないとわからなかったりして。

中田:
 これ継続して捜査してるんですかね?

スタッフ:
 そうです。2018年に新情報があって、不審な人物の姿が防犯カメラに映っている。この人物がアパートに侵入して火をつけた疑いがあるので、放火の疑いでまた調査をしてるっていうところですね。

中田:
 この死んだ男性6人というのは確か身寄りがないんですよね。死体の引き取り手もなかったような。

ニポポ:
 無縁仏に。不審火説は、結構根強いですけども。僕もドヤのオーナーさんに取材したことがあって、はっきり言って住んじゃてるんですよね。よく1000円で泊まれるとかいいますけれども、大体ずっといるんですよ。  

中田:
 ずっといるんだよね。

ニポポ:
 だから空きがないんですよ。「どんなトラブルありますか?」って聞くと、「殺人なんか普通にあるよ」と。「どんな殺人なんですか?」って聞いたら、もう1000円の貸し借り。返せ、返さないで、人を殺してしまう。「ここでは1000円より、人の命のほうが軽いんだ」っていう言葉がね、やっぱり印象的でしたね。

中田:
 日本にもそんな世界があるっていうことですよね。

ニポポ:
 そんな言葉『賭博黙示録カイジ』でしか聞いたことがないですからね。
平性30年「紀州のドン・ファン不審死事件」
ニポポ:
 さあ平成30年が来ました。ドン・ファン。

中田:
 これ怪死ですね。

ニポポ:
 これはまたきょうだか昨日だかに動きましたね。

スタッフ:
 動きましたね。

ニポポ:
 ドン・ファンさんの奥さんがドン・ファンさんの会社をごっそり……。

中田:
  登記が変わってた。

ニポポ:
 というような情報が新しく出ていたり、あとは家政婦さんの存在ですよね。

中田:
 今はやっぱり語るのは難しい事件ですよね。言い過ぎると本当に名誉毀損になりそうな話になりかねないような話だから。

ニポポ:
 そうなんですよ。現状ではちょっとね。ここまでかなり駆け足で来ましたけれども、平成30年を30事件で振り返るだけで、こんなにありますね。

中田:
 いっぱいありましたよね。

▼記事化箇所は2分28秒頃~視聴できます▼

【中田薫×ニポポ】未解決事件で振り返る平成30年

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