大阪公立大学(大阪公大)と帝人は9月19日、漢方薬やハーブティーの素材に、認知症を予防し脳を若返らせる作用があることを発見したと共同で発表した。
同成果は、大阪公大大学院 医学研究科 老化・認知症制御学寄附講座の富山貴美特任教授、同教授が起業した大阪市立大学(大阪公大の前身の大学の1つ)発のベンチャーであるセレブロファーマ、帝人との共同研究チームによるもの。詳細は、3本の論文にまとめられ、1本目は老化や高齢期の疾患に関する全般を扱う学術誌「GeroScience」、2本目は栄養学に関する全般を扱う学術誌「Nutrients」、3本目は生物学と医学の全般を扱う学術誌「eLife」に掲載された。