2022年12月26日12時34分 / 提供:マイナビニュース
AstroXと千葉工業大学(千葉工大)は12月21日、山口県宇部市の宇部協立産業が所有する採石場敷地内において、方位角制御を用いた気球からのモデルロケット空中発射試験を12月10日に実施し、成功したことを共同で発表した。
現在、宇宙産業が世界的に急成長しており、世界の市場規模は、現在の約40兆円から2040年には約120~160兆円になるという予測もあるほどだ。中でも、衛星を活用したサービスの拡大により、人工衛星への需要が大きく伸びている。日本国内だけでも複数の企業が小型SAR(合成開口レーダー)衛星を複数打ち上げて画像解析サービスなどを手がけており、各社とも今後さらに打ち上げ数を増加し、数十基によるコンステレーションが計画されるなど、小型衛星の打ち上げに対する需要は急増している。
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