2022年11月18日15時55分 / 提供:マイナビニュース
ソニーマーケティングは11月17日、法人向けブラビアと文教向けのデジタルソリューションを連携した新たな取り組みとして、「ブラビアのキャスト機能」、「がっこう連絡帳カレンダー」、「みえる校内放送」の3つの提案を開始することを発表した。
「ブラビアのキャスト機能」は、教室の大型提示装置を使った新たな授業方法。教師、児童や生徒が使用するタブレットなどの端末とから教室の大型提示装置へキャストすることで画面の共有が手軽にできることに加え、無線での接続により教師は手元の端末を操作しながら机間指導することが可能となる。
ジョルテの「がっこう連絡帳カレンダー」は、学校行事や時間割、給食の献立や連絡事項の情報をカレンダーアプリに集約し、教室の大型提示装置やPC、保護者のスマートフォンで表示し共有できるサービス。
ブラビアと連携することで細かな文字や図表も高精細に映し出すことが可能。従来、先生が自作していた連絡用のプリントなども、同サービスでデジタル化することで、情報の修正や追加の作業を手軽にリアルタイムで行えるほか、教室の大型提示装置や保護者の端末に表示できることで、生徒や保護者との情報共有も抜けもれなく行えるとしている。
「みえる校内放送」は、校内LANを使ったライブ配信。アイ・オー・データ機器の配信機材と、配信視聴専用アプリ「らくらくライブ」を入れたソニーの法人向けブラビアを校内の同一ネットワークに接続することで、1か所に生徒を集めた集会が困難な状況でも行事を行えるという。
たとえば、校長室や職員室、放送室などから各教室の大型提示装置に朝礼をライブ配信で放送し、児童や生徒は各自の教室から視聴することが可能。利用時は、配信開始と同時に大型提示装置を起動、配信終了後の自動停止、音量を制御でき、低学年だけの集会や行事など配信先を限定することも可能だという。