旬のトピック、最新ニュースのマピオンニュース。地図の確認も。

ペットのにおいや抜け毛を効率的に除去、LGのサーキュレーター付き空気清浄機「PuriCare Pet」

2022年11月01日20時48分 / 提供:マイナビニュース

LGエレクトロニクス・ジャパンは11月1日、ペットを飼っている人向けの機能を充実させた空気清浄機「LG PuriCare Pet(エルジー・プリケア・ペット)」を発表しました。

11月14日から発売し、価格はオープン、推定市場価格は119,000円前後です。カラーはホワイトとシルバーの2色。プレス向け新製品発表会にて実機を見てきました。

LG PuriCare Petは、同社が2019年2月から日本市場向けに販売した空気清浄機「LG PuriCare」に続いて第2弾となる空気清浄機。従来モデルのLG PuriCare(現在は販売終了)は高さ約1mの円柱状で、側面全体に空気を吸い込む吸気口を配置。360度全方位から均等かつ効率的に吸気して、内部のフィルターで空気をきれいにします。適用床面積が最大63畳と、広い家にも1台で対応できるパワフルな性能も特徴でした。

新モデルのLG PuriCare Petは、ペットを飼っている人向けの機能を強化しつつ、高さを58.7cmに縮小するなど大幅にコンパクト化しました。まず、従来モデルLG PuriCareから引き継いだ空気清浄機としての性能を2つ紹介します。

○360度全面から強力に収集・清浄

一つ目は、ボディ側面360度から汚れた空気を吸引して効率よく清浄する点。一般的な空気清浄機は、前面にある吸気口から汚れた空気を吸い込みます。LG PuriCare Petは、円柱状の本体側面にぐるりと設けた大量の穴「エアーホール」から室内の汚れた空気を吸い込み、内部のフィルターを通してキレイにして上部の排気口から排出します。

360度全方向から吸引することにより、室内のどこに置いても効率的に空気をキレイにできます。空気清浄機を部屋の真ん中に設置する場合は少ないかもしれませんが、ペットケージの近くや空気の通りが良い場所など、置き場所の自由度が高いのは360度吸気のメリットです。
○お手入れ簡単な3層フィルター

空気をキレイにするフィルター部は3層構造。外側から、ペットの抜け毛やほこりなどの比較的大きなゴミを除去する「プレフィルター」、PM2.5など0.1μmの微細粒子を99.9%除去する「HEPA抗菌フィルター」、ニオイをキャッチして分解する脱臭用の「光触媒フィルター」を採用しています。

好印象だったのはフィルターのお手入れが手軽だったこと。マグネットでくっついている本体カバーを外し、持ち手を引っ張ると、3つのフィルターが一体化したパーツを引き出せます。外側のプレフィルターは外して水洗いし、2層目のHEPA抗菌フィルターは掃除機か柔らかいブラシを使ってほこりを取り除きます。分解にかかる時間は10秒ほどでした。取り外した円柱型のフィルター部は、横向きに置いて転がしながらハンディクリーナーなどで掃除します。

最も内側にある光触媒フィルターは、長期間使うと脱臭性能が落ちますが、定期的に太陽光や蛍光灯などの光に30分程度当てると、脱臭性能が回復。光に当てておけばいいので、プレフィルターを水洗いして干している間にベランダへ出しておくと、プレフィルターが乾くころには光触媒フィルターも脱臭性能が復活しています。

なお、プレフィルターは何度か水洗いをすると除去性能が落ちるため、定期的な交換が必要。製品に6枚付属(装着済み含む)するため、水洗いしながら使いまわしてしばらくの期間使えます。

HEPA抗菌フィルターと光触媒フィルターは一体型のため、分解はできません。両フィルター(HEPA抗菌フィルター+光触媒フィルター)の交換目安は約3年間としており、交換用フィルター(HEPA抗菌フィルター+光触媒フィルターにプレフィルターも付属)は、LGエレクトロニクス・ジャパンのカスタマーセンターから9,900円で購入可能です。

○部屋のすみずみまで届くシューティングエアー機能

二つ目は、本体上部にサーキュレーターを備え、空気清浄と連動させて行う「シューティングエアー」機能。シューティングエアー機能は、ファンが左右180度に首振りしながら、キレイになった空気を斜め上に向けて送る機能です。キレイな空気を広い範囲に届けて室内の空気を循環させることで、汚れた空気を近くに寄せて、より効率的に清浄します。

○におい・抜け毛を一気に解決するペットモード

ここからは新機能。ペットを飼っている人向けに、ペットの抜け毛やにおい対策に特化した「ペットモード」を新しく備えました。ペットモードに切り替えると、最大出力で30分間、空気中に舞うペットの抜け毛やアレル物質、ペット臭を空気とともに集めて、きれいな空気を最大風量でサーキュレーターから届けます。30分経過後は出力を落とし、オートモードと同様の運転を行いますが、センサーがペットの排せつなど空気の汚れを検知した場合は、再び高出力に切り替わります。

ペットモードの最大出力時は、オートモードと比較すると、空気中に漂っている微細な抜け毛を約30倍集じん。さらにペット臭と、ほこりや花粉、アレルギーの原因になるアレル物質を99%除去することにより、清潔な空間を保ちます(ペット臭:暮らしの科学研究所調べ、アレル物質・抜け毛:Environmental Allergens Info and Care, Inc.調べ)。

このほか、天面部のファン中央にタッチ操作のスマートディスプレイを搭載しており、ほこりやニオイの状況を色とイラストで詳細に表示。付属のリモコンやスマホアプリからの操作にも対応しており、自宅のWi-Fi環境に接続しておけば、外出先からのモード切替や電源オンオフができます。

今回発表されたLG PuriCare Petは、特に室内でペットを飼っている人にとって、かなり魅力的な製品でした。

個人的に惹かれた点は二つあり、一つ目がにおいを99%除去できるとしていること。においがなくなるのは当然うれしいものですが、加えて筆者はペット可の賃貸物件に住んでおり、部屋にペットのにおいが染みつくと、引っ越し時に別途クリーニング料金がかかる契約になっています。LG PuriCare Pet自体は高価ではあるものの、このような出費を避けられるのであれば、購入を検討する価値が大いにあるでしょう。

二つ目はお手入れが手軽なこと。空気清浄機のお手入れは必須ですが、本音はやっぱり面倒……。LG PuriCare Petの内部フィルターは手軽に取り出せて、掃除機と水洗いによって短時間でメンテナンスできるため、お手入れ性の良さは長く使っていく上で大切なポイントです。

続きを読む ]

このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたにおすすめの記事

関連記事

ネタ・コラムカテゴリのその他の記事

地図を探す

今すぐ地図を見る

地図サービス

コンテンツ

電話帳

マピオンニュース ページ上部へ戻る