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缶詰の「直火」調理はだめ! 健康被害も、キャンプブームに缶詰のプロが注意喚起

2022年10月25日13時10分 / 提供:マイナビニュース

ここ最近はキャンプブームが続いており、季節もすっかり秋になってきた今頃は、まさにキャンプシーズン到来という時期かもしれない。そんななか、キャンプで起こりがちなヒヤリハットとして、東京都の食品卸業者・三幸貿易の公式Twitterが投稿した、缶詰に関する注意喚起が、注目を集めている。缶詰の直火調理はやめましょう。

(・~・ ).。oO(キャンプブームで缶詰の直火(オーブン含む)調理を紹介している記事や動画がよくあります。缶は金属腐食を防ぐ為、樹脂でコーティングされており、BPA(ビスフェノールA)が多く使われます。BPAは一般的用途での溶出はほとんどありませんが、120度を超える加熱では溶け出します。)— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) October 18, 2022

注目を集めたのは、三幸貿易の公式Twitterが10月18日に投稿したツイートだ。「キャンプブームで缶詰の直火(オーブン含む)調理を紹介している記事や動画がよくあります」とのコメントとともに、缶詰の直火調理をやめるよう注意喚起している。同社によれば、缶詰の缶は、金属腐食を防ぐため樹脂でコーティングするのだが、その樹脂にはBPA(ビスフェノールA)という物質が多く使用されているという。BPAは一般用途では溶けることはないが、120度を超える加熱では溶け出してしまうのだそう。

(・~・ ).。oO(BPAは内分泌かく乱作用があり、発がん性や様々な健康被害が報告される物質です。(日本政府でもEU、アメリカでも常温での溶出基準については厳格に管理されています。)缶詰の加熱は湯煎でお願いします。火を止めてからお湯に入れても充分温まります)https://t.co/9soafYCUyn— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) October 18, 2022

続けて、「BPAは内分泌かく乱作用があり、発がん性や様々な健康被害が報告される物質です。(日本政府でもEU、アメリカでも常温での溶出基準については厳格に管理されています。)缶詰の加熱は湯煎でお願いします。火を止めてからお湯に入れても充分温まります」と紹介した。

実際、日本缶詰びん詰レトルト食品協会の公式サイトでも「缶詰の直火かけ自粛のお願い」と題して注意喚起を行なっている。確かに最近キャンプブームから缶詰を直火で調理する動画などを見たことがあり、とても美味しそうだと思ったものだ。しかし、缶詰の直火での調理は有害物質が食品に溶け出すため、控えた方が良さそうだ。

ネット上では「それで缶詰の記載には湯煎で・・・・・・と書いてあるんですね。」「し、知らなかった。じゃ、アルミ缶もダメですね」「某キャンパーが、youtubeや本でやっていました…無知は、危険ですね。」などの声が寄せられた。

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