商船三井は8日、古野電気と共同開発したAR航海情報表示システムに安全航行できる水深の境界線を自動表示するアップグレードを行ったことを発表した。
リアルタイム映像に異なる情報をシームレスに付加するAR(Augmented Reality)の様々な形での実装が多くの企業で進んでいる。商船三井が古野電気と共同開発したAR航海情報表示システムは、電子海図や各種レーダーなど航海情報をリアルタイムにディスプレイ上の映像に表示させるもので、商船三井グループの運航する大型原油タンカー24隻への搭載が完了している。