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JR九州、久大本線8カ月ぶり全線運転再開 - 由布院駅で出発式を開催

2021年03月01日14時18分 / 提供:マイナビニュース

「令和2年7月豪雨」で被災し、一部区間不通となっていた久大本線が1日、全線で運転を再開。これを祝し、JR九州博多駅由布院駅で出発式を開催した。「ゆふいんの森1号」の運転に合わせ、沿線各駅での「おもてなし」やオンラインツアーも行われた。

久大本線は昨年7月の豪雨で、豊後中村野矢間の第二野上川橋りょうが流失したほか、橋脚の傾斜、トンネル・線路への土砂流入、盛土流出など、100件以上に及ぶ被害が発生。一部区間で不通となっていた。年明け以降も豊後森~庄内間で運転見合わせが続き、バス代行輸送を行っていたが、2月13日に由布院~庄内間が運転再開。残る豊後森由布院間も3月1日に運転再開し、久留米大分間の全線で運転再開となった。

これにともない、特急「ゆふいんの森」「ゆふ」も博多由布院大分別府間の運転を再開。3月1日は「ゆふいんの森1号」の発車に合わせ、博多駅で出発式を開催したほか、日田駅天ケ瀬駅豊後森駅などで沿線自治体による出迎え等も行われた。「ゆふいんの森1号」の車内では、JR九州初の取組みとなるオンラインツアーを実施。運転席から見える風景をライブ配信しつつ、沿線自治体・駅長からの録画メッセージ、復旧工事の概要を説明する動画の配信、客室乗務員による沿線風景や車内紹介が行われたという。

豊後森由布院間では、沿道や駅ホームに地元の人々が集まり、列車に向けて手旗を振って歓迎していた。由布院駅でも「ゆふいんの森1号」の到着、折返しとなる「ゆふいんの森2号」の発車に合わせ、1番のりばにて出発式を開催。JR九州代表取締役社長執行役員の青柳俊彦氏、大分県知事の広瀬勝貞氏、由布市長の相馬尊重氏らが出席した。

青柳社長は挨拶の中で、「昨年の豪雨で2つの橋りょうが流失し、相当時間がかかるのではないか、我々としては原状復帰させてほしい、と県の皆さんにお願いをしていましたところ、すぐに原状復帰を決断していただきました。広瀬知事の英断、本当にありがとうございました」「久大本線の全線開通に向け、工事を進めていただいた皆さんも、今年は寒い時期があった中、休まず工事をしていただいたと聞いています。感謝を申し上げます」と述べた。広瀬知事も、「(豪雨による)被害が相当大きく、これは3年以上かかるなと心配していたのですが、8カ月で復旧。JR九州に心からお礼を申し上げたい」と挨拶した。

その後、青柳社長、広瀬知事、相馬市長ら出席者によるテープカットを実施。1月30日に「ゆふいんの森」車内で挙式した吉岡忠久さん、小倉沙耶さん夫妻が1日駅長を務め、由布院駅長とともに「ゆふいんの森2号」発車の合図を行った。「ゆふいんの森」が大好きという吉岡さんは、出発式を振り返り、「初めてで緊張しましたが、光栄に思っています」とコメント。小倉さんは鉄道アーティストとして活躍しているとのことで、「ここ(由布院駅)にずっと列車が置き去りになっていたのを見ていたので、とても感慨深い思いでした。車両に一番近い側に立たせていただき、風とエンジン音を浴びながら、豊後森方面へ列車が走っていく喜びを誰よりも感じていました」と話した。

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