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育児アドバイザーに聞く、みんなの子育て相談室 第67回 子育てに疲れたとき、自分を認めて元気になる8つの方法

2021年02月25日15時23分 / 提供:マイナビニュース

毎日のように怒ってしまう」「言うことを聞いてくれなくて困る」「夫(妻)と育児方針がかみ合わない」……などなど、育児に悩みは尽きません。特に、毎日忙しく過ごしている共働き夫婦なら尚更でしょう。

ここでは、"育児の悩み"についてどのようにすべきかを、NHKの育児番組でキャスターを務めた経験を持ち、現在は育児のセミナー講師や書籍執筆なども行っている天野ひかりさんに、アドバイスしてもらいます。

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先日「子育てを私はとっても頑張っているので、エールを送ってほしいです」と若いお母さんから言われました。子育ての相談でも悩みでもなく、ただただほめてほしい、自分を元気にしたいとのことです。きっと子育ても仕事も家事も精一杯頑張っているのでしょう。

お母さんお父さん自身が元気でいることで、子どもを温かく受け入れる余裕が生まれます。今回は、お母さんお父さんが元気になる方法を、親子コミュニケーションアドバイザーがお答えします。
○子どもも親も認められることが大切

子育ての情報で共通しているのは「子どもを認める」ということですが、その手段がいろいろとあるため、読んでいると疲れてしまうという方も多いでしょう。真面目で一生懸命なお母さんお父さんほど、こんなに頑張っているのに誰からもほめられず、辛くなってしまうのだと思います。

子育てはうまくいって当たり前、誰もほめてくれません。もちろん子どもが成長するとそれが喜びとなってご褒美のように感じることもできるのですが、日々の生活の中ではなかなか難しいですね。

子どもは認められることが大切と書きましたが、子どもに限らず、お母さんもお父さんも認められることが大切です。

夫婦で認め合えるといいのですが、すぐにできるには「自分で自分を認める」ことです。簡単にできて効果が実感できる8つの方法をお伝えします。
○自分を認めるための8つの行動

1.声に出して自分を認める
最初はつぶやくことから始めましょう。
「わたしがんばってる」
「わたし今日もがんばったね! えらいね」
「自分は自分。だから大丈夫! 」

親子のコミュニケーション講座でも、最初に全員にやっていただくのですが、初回はみなさん恥ずかしかったり戸惑ったりされますが、2回3回と回を重ねていくごとに、声に出して言えるようになります。

2.自分に拍手をしながら言う
ことばよりも、身振り手振りを駆使すると、感情がついてきます。拍手でなくても、自分の胸や頭にポンポンっと手を置いたりしても効果があります。調子が出てきたら、頬を両手で触って言うのもいいですね。

自分で褒めるつもりはなくても、身振りをつけることで、だんだん元気になることが研究でわかっています。

3.鏡を見てにっこり微笑みながら言う
笑う行為はストレスホルモンを低減させることがわかっています。フェイクスマイルでも自分で笑顔を作ることで幸せとやる気が出るそうです。

また最近の研究では、「笑う」よりも「泣く」方がストレスを解消したり、免疫力をアップさせたりする効果が高いと言われています。辛い時は我慢せずに、思いっきり泣きましょう。

4.スキンシップをとる
スキンシップをとるとストレスを軽減できるとよく言われますね。子どもはスキンシップをとって育つと前頭葉が発達すると言われていますが大人も同じです。子どもや夫婦で積極的にスキンシップをとりましょう。すぐに難しい場合は、指圧やマッサージも効果が高いそうですよ。

5.自分を「ほめる」ハードルを下げる
自分を「ほめる」というとハードルが高く感じますが、すごいことができた時に褒めるのではなく、ハードルを低く設定してなんでも褒めてあげましょう。

「フレンチシェフのような料理ができてすごい」より「今日も夕食を用意したわたしはすごい」、「100点満点の企画書を作ったわたしはすごい」より「今日も仕事をしたわたしはすごい」など、当たり前のことを自分で言葉にして言うことが大切です。

そしてこれは、子どもを認めることの練習になります。みんなが褒めるに値するようなすごいことなんて、そう毎日起こることではありません。それよりも当たり前のことを言葉にすることが大事なのです。

6.ボーっとする時間のご褒美をあげる
ボーっとする時間を設けたあと、脳は平常時の15倍働くそうです。リフレッシュして、新しいアイデアも生まれやすいので、サボっていると思わずに前向きにボーとしましょう。

これは子どもも同じです。「ボーっとしてないで宿題やりなさい」ではなく「ボーっとして新しいアイデアを生み出しているのね」と捉えられるといいですね。

7.不安やストレスの原因を特定して書き出す
漠然と不安やイライラを持続させるより、その解消法を考える方が前向きになります。そのため、不安やストレスの原因を特定して書き出し、やる気を湧かせてみましょう。

8.身近な人の喜ぶことを週に5回する
身近な人の喜ぶことをしてあげると幸福度が高まるそうです。夫婦や子どもに何かしてもらうことを求めるより、まずは自分が行動しましょう。そうすれば家族が幸せになり、結果、自分の幸福度が上がりますよ。
○自分の幸せは周りも幸せにする

ストレスやイライラを感じている時は、つい周りの人に原因を見てしまいがちですが、それでは相手が変わるまで時間がかかり、ストレスを解消できない状態が続いてしまいますね。

それよりも、まずは自分自身を幸せにする方が早いのではないでしょうか。不思議なことに自分がイキイキし始めると幸せが寄ってきます。その良い循環ができると、子育てももっと楽しくなるはずです。

天野ひかり あまのひかり ・親子コミュニケーションアドバイザー ・NPO法人親子コミュニケーションラボ代表理事 上智大卒。テレビ局アナウンサーを経てフリーに。NHK「すくすく子育て」キャスターとしての経験を生かし、全国の親子に寄り添いながら、講演会や講座、シンポジウム、企業セミナー講師など。 自身が立ち上げたNPO法人でも、子どもの自己肯定感を育てる親子のコミュニケーションを学ぶ教室「ことばでおやこみゅ教室」を主宰。 ■著書 ・Amazon子育てランキング1位のロングセラー 「子どもが聴いてくれて話してくれる会話のコツ」サンクチュアリ出版 ・最新刊 「賢い子を育てる夫婦の会話」あさ出版 ほか。 この著者の記事一覧はこちら

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