加藤組と日立建機日本、西尾レントオールの3社は2月22日、第5世代移動通信システム(5G)を活用して油圧ショベル、ブルドーザ、土工用振動ローラの3種類の建設機械を使用して遠隔操縦をする実証実験を開始すると発表した。2月26日から3月5日の間、広島県広島市西区太田川放水路河川敷において実施する。
同実験は、1人のオペレータが工程ごとに異なる複数の建設機械を1台の遠隔操縦席で操縦できる装置の導入と、専用回線ではなく既存の5Gの一般回線を用いた遠隔操縦の実現を目指す。無線LANなどを使用した遠隔施工と、5Gを使用した遠隔施工による結果を比較することで5Gの有効性を検証する。