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本仮屋ユイカ、日本最高齢ストリッパーと重ねるファンとの絆「ものすごい宝なんです」

2021年02月06日18時00分 / 提供:マイナビニュース

●『ザ・ノンフィクション』ナレーション原稿に涙
女優の本仮屋ユイカが、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)のナレーション収録に臨んだ。担当したのは、7日に放送される『私が踊り続けるわけ ~53歳のストリッパー物語~』。日本最高齢と言われるストリッパー・星愛美さんを追った作品だ。

「星組」と呼ばれるファンたちとの交流が描かれており、その絆に、事前の下読みでも涙がこみ上げてきたという本仮屋。そこには、自身の思いと重なる部分があったという――。

○■“みんな絶対つながってる”というメッセージ

本番の収録も、涙が出そうになる感情を抑えて読んでいたが、特に印象に残ったのは「ファンの方が愛美さんをすごく愛して支えている姿です」と振り返る。

「愛美さんの周年記念イベントでファンの方が差し入れを持ってきたり、『これは踊り子さん用のカレー』と言ったりして、ディレクターさんが『そんなことまでするんですか!?』と驚いたら、『やるよ、僕らはね』って。このひと言に、もう泣けてしまったんです。愛する自分の“推し”のために、誰にも強要しないけど、自分のスタイルでやることに誇りを持っていて、それを大の大人たちがみんな楽しんでやっていて…。そこにすごくグッときました」

愛美さんが出演する全国のストリップ劇場を追いかけ、彼女をサポートする熱烈なファンのグループ「星組」。その姿を見て、「私にも、顔と名前が一致して、いつもどうしてるかなって思うファンの方がたくさんいるので、その方たちと星組の皆さんとが重なりました」という。

「応援してくれるファンの方って、みなさんが想像している以上に支えになってるんですよ。ドラマの撮影現場で『頑張ってね』って手を振ってくれた人の顔とか、Twitterでつぶやいてくれた人とか、小さなことかもしれないけど、私たち出るほうにとってはそれがものすごい宝なんです」

それだけに、「愛美さんが本当に生きること、踊ること全てに愛を注いでいる姿に、自分も同じように表現する立場の人間として、とても心動かされました」と共感。「愛美さんのことをしゃべっているのに、自分がファンの人に伝えたいことや、自分が活動する中で視聴者の人に届けたいことを言ってるように気持ちが重なるナレーション原稿も結構あって、素晴らしい機会に立ち合わせていただけたと、本当に感謝しています」と感激の様子だ。

そして今回の番組には、こうした出演者とファンとの関係への共感にとどまらず、すべての人に当てはまる要素があると語る。

「人は人を支えているし、支えられてるんだなっていうのを、すごくこの作品で感じました。やっぱり今、こういう世の中でみんなが大変なのに、うっかりすると自分だけが大変だと思ってしまうし、この不安をどうすればいいのかと、やるせない気持ちになってしまいがちだと思うんです。それに対して、“みんな絶対つながってる”という温かいメッセージがずっと流れている番組だと思うので、観劇やエンタメと縁遠い人でも、人の温かさや思いやる力強さというのを感じていただける時間になると思います」
○■「女の人の体って、なんて美しいんだろう」

「私はストリップという世界をあまり知らなかったので、最初に愛美さんの肌が大きく出ただけでドキッとして『見ちゃいけない!』って思ってしまったんです」というが、映像を見て慣れていくにつれ、「女の人の体って、なんて美しいんだろう」と感じたという本仮屋。

「自分も持っているものなのに、ああやって画面越しに見ると、肌を人にさらす仕事をされているプロの方の体って、きれいだなあと思ったんです。愛美さんの魅力って、全力であると同時に、全部をさらけ出す勇気と純粋無垢なところだと思うんですよね。それに対して、私は自分でも気づいていない隠しているところがきっとあるんだろうなと思ったので、そこを認めてもっと表現していきたいなと励まされました」

ストリップが男たちの“秘密の楽園”というのは、今や昔の話。「星組」には女性ファンもおり、愛美さんの“全力でさらけ出す”姿勢が多くの人を魅了していることを裏付けている。

そんな愛美さんの姿を見て、「こんなに素晴らしい番組だから、その良さを伝えなきゃと気負う部分もあったんですけど、そうじゃないなと思いました。彼女は本当にすべての人に対してオープンで、自分がやれることに全力を尽くしている姿が美しいので、今回のナレーションも彼女の“生き様”のような軸を持って自分のナレーションをしようと思ったんです。すでに今、その影響を頂いているので、この先もそういう軸を持ちながらやっていくんだろうと思います」と、自身の今後の活動にとってプラスになったようだ。

●“ナレーションとはこうあるべき”を学んだ場所

今回のようなナレーションをはじめ、声の仕事も多い本仮屋だが、「『ザ・ノンフィクション』は、“ナレーションとはこうあるべき”というのを学んだ場所なので、そういう番組でまたお仕事できたのがうれしかったです」と笑顔。

「私のフォーマットは『ザ・ノンフィクション』で出来上がりました」とまで語るが、具体的に学んだことを聞くと、「ナレーターとしてどういう目線で読むのかということを教えてもらったのはすごく大きかったです。視聴者と出てる人の橋渡しというのはもちろんなんですけど、例えばご家族の話だったら“家族の一員”として読むのか、“家族の知り合い”くらいで読むのか、それとも“女優・本仮屋ユイカ”という視点で読むのかという距離のとり方。それは女優として人を演じる職業の私にとって、すごく入りやすかったですし、その視点を自分の中で想像することで、より自分事としてドキュメンタリーの方たちを愛するというのが大きな学びでした」と教えてくれた。
○■自分からニュアンスや読み方を提案

それを踏まえ、今回の読みは「本当に難しかったです。見ている人にとって楽に聴けることが一番大事だと思うんですよね。聴きやすいというのもそうだし、リラックスしてしゃべってくれるっていうのもあると思うし、番組を見て熱くなっている気持ちと同じような声がくることも気持ちよさにつながるし…」と悩んだそう。

収録中には、本仮屋からニュアンスや読み方などを提案する姿があり、「楽に聴けるポイントというのを、スタッフの皆さんと探れたかなと思います。すごく充実した時間でした。楽しかったです」と手応えがあった様子だ。

また、今回担当する大里正人ディレクターは、本仮屋が極寒のカナダを旅した『本仮屋ユイカ オーロラに恋して』(2009年放送)も手がけており、「恩師の先生にちゃんとできるところを見せなきゃいけないという不思議な緊張もありました(笑)。読みながらも(涙が)こみ上げてくる場面が何度もあったので、無事に終わってホッとしてます」と心境を吐露していた。

●本仮屋ユイカ1987年生まれ、東京都出身。99年『わくわくサイエンス』(NHK)で芸能界デビュー。01年のドラマ『3年B組金八先生』(TBS)などの演技で注目を集め、05年NHK連続テレビ小説『ファイト』のヒロインに選ばれる。映画・ドラマのほか、『王様のブランチ』(TBS)で情報バラエティのMCも担当した。現在は『林修のニッポンドリル』(フジテレビ)や『Sparkle Life』(TOKYO FM)などに出演し、昨年はYouTubeチャンネル『ユイカのラジオ』を開設。今年は映画『しあわせのマスカット』の公開が控える。

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