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『君と世界が終わる日に』で注目のキム・ジェヒョン、異国での初ドラマ「自分に“魔法”をかけた」

2021年02月07日06時00分 / 提供:マイナビニュース

●共演者全員が「日本語の先生」に
俳優の竹内涼真が主演する日本テレビ×Huluの共同製作ドラマ『君と世界が終わる日に』(毎週日曜22:30~)に、韓国出身のツインボーカルバンド N.Flying のキム・ジェヒョンが心優しき韓国人青年 ユン・ミンジュン役で出演している。

本作はゾンビが蔓延する死と隣り合わせの“終末世界”が舞台。緊張感漂うサバイバルストーリーが展開されている。ジェヒョンにとっても、異国の地である日本でのドラマ初出演の経験は毎日がサバイバルだと言えるが、どのように切り抜けているのか――。

○■「僕で本当に大丈夫かな?」と思い悩んだ

今回のドラマ出演のために韓国から来日したキム・ジェヒョンだが、自身にとって初の日本のドラマへの出演オファーに当初、戸惑いを隠せなかった様子。その時の正直な気持ちを明かしてくれた。

「お話を頂いたとき、『なんで僕が?』と実はビックリしました。日本での演技や言語のことよりも、『ユン・ミンジュンという役は僕で本当に大丈夫かな?』と思い悩んだ時間がありました。でも、とても良い機会なことは確か。自分にとってもっともっと成長できる作品になる。だから、『一生懸命やろう』と自分に“魔法”をかけたことで一歩を踏み出せました」

そう茶目っ気たっぷりに話しながら、役作りもジェヒョンらしさがあふれ出す。

「僕は普段は明るい性格でムードメーカーでもあるんですが、心温かく優しい性格のミンジュンは無口。だから、逆をやればミンジュンになります! ミンジュンという服を着ている感覚です」

○■“涼真ヒョン”や“将ヒョン”との交流

アクションシーンでは見せ場も作り、セリフは少なくも、存在感を出している。それは撮影現場を楽しんでいる証拠なのかもしれない。竹内をはじめとした共演者らに韓国で「すごく仲のいい相手に使う言葉」という「ヒョン(お兄さん)」をつけて話すなど、撮影現場の雰囲気が伝わるこんなエピソードも明かしてくれた。

「日本で有名な方々とご一緒するから、会う前はとても緊張しました。でも、最初の撮影からすぐに気持ちが楽になったんです。涼真ヒョンが『あーミンジュンだ! 会いたかったよ!』とフレンドリーにあいさつしてくれて。(笠松)将ヒョンは韓国語ができるので、僕が分からない日本語を説明してくれます。共演者のみなさん全員が僕にとっての日本語の先生になってくれたりと、とても良い雰囲気の中で、本当に感謝しています。まるで家族といるようで。リラックスムードで撮影を楽しんでいます」

日本語は10代の練習生時代から勉強しているという。インタビュー中も通訳を介さず、日本語で丁寧に応えてくれた。そして今回、俳優としての日本での活動が本格化したことをきっかけに、さらに日本語の勉強に励む毎日だ。

「日本の男性が自然に話す言葉を中心に、覚えているところです。最近、撮影現場で覚えた言葉は『久々』『あのさー』『うまっ』。撮影現場でたくさん教えてもらっています。涼真ヒョンは新しい言葉を説明してくれるとき、演技を交えて教えてくれるんです。やっぱり俳優さんです(笑)」
○■ホラー作品「26歳だけど怖い(笑)」

新鮮な気持ちで日々臨む撮影現場。『君と世界が終わる日に』の作品の中では、終末世界をサバイバルするひとりとして、演技も作品そのものを楽しんでいる。

「個人的にホラーといった怖いジャンルは苦手で。今26歳だけど怖くって(笑)。でも、ゾンビは好きです。日本の『アイアムアヒーロー』やアメリカの『ウォーキング・デッド』を見ると、こんな世界になったらどうしよう。ゾンビの世界になってしまったらヤバい。大丈夫かなとハラハラしながら楽しむタイプです。『君と世界が終わる日に』はゾンビもサスペンスも、そしてラブの要素など楽しみ方がたくさんあります。今後も期待してください」

●日本と韓国のドラマ作りの違い

イ・ホンギ主演の『モダンファーマー』でドラマ出演を果たしたこともあるが、日本でのドラマ出演は今回が初。改めて日本と韓国のドラマ作りの違いにも気づく。

「日本はカメラテストの後に本番に臨む段取りですが、韓国ではカメラテストからカメラが回ります。テストでも良いシーンになれば、使われることがあるのです。そして、アドリブも多い。そんなところに日本と韓国のドラマ作りの違いを感じています。それから、韓国の俳優は“マナー脚”をやるんです。女優さんやヘアメイクさんと視線を合わせるために、脚を曲げることをひとつのマナーとして、そう呼んでいます。キム・スヒョンさんが始めたことにならって、韓国芸能人はこれをよくやりますよ」

紳士的な韓国人男性の優しい振る舞いを表すエピソードである。実際に、韓国女優陣からも「優しい」と声が上がる評判の“マナー脚”だという。
○■世界中のファンに会いに行ける日を

そんな優しい韓国人男性が登場する韓国の恋愛系ドラマは日本でも人気がある。今、「第4次韓流ブーム」と呼ばれるブームが再到来しているところだ。この現象については「めちゃくちゃうれしい」と切り出した。

「韓国料理に至るまで、韓国に対して興味を持ってくれていることが本当にうれしいです。撮影現場でも、ビビンバ、参鶏湯、チャンジャと韓国料理の話題でいっぱい。コチュジャンはどのメーカーが美味しいか? 逆に日本なら、みそはどのメーカーが美味しいのか? そういった情報交換をしていますね。僕は日本食が大好きなんです! 納豆とか牛丼が昔から好きですね。今ハマっているのはちらし寿司です!」

日本での初めての経験も明るく楽しむをモットーに、ジェヒョン流の“サバイバル術”で乗り越えている様子だ。活躍の場が韓国、日本、そして世界へとますます広がっていくことにも期待を寄せている。

最後にファンに向けて力強いメッセージを伝えてくれた。

「今は思うようにライブ活動ができないのですが、待ってくれている世界中のN.Flyingファンの皆さん直接会いに行けることができる日を待ち望んでいます。今回のドラマをきっかけに日本をはじめ、もし世界でも見てもらえる機会が作られれば、楽しんでもらえることをうれしく思います。さらに忙しく活躍できるように頑張ります!」

長谷川朋子 はせがわともこ テレビ業界ジャーナリスト。2003年からテレビ、ラジオの放送業界誌記者。仏カンヌのテレビ見本市・MIP現地取材歴約10年。番組コンテンツの海外流通ビジネス事情を得意分野に多数媒体で執筆中。 この著者の記事一覧はこちら

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