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新生FCCLから1000日、記念イベントで次期軽量PCの開発が明かされる

2021年01月25日16時40分 / 提供:マイナビニュース

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は1月25日、同社がレノボ・富士通のジョイントベンチャー体制となった2018年5月1日から1000日の節目を記念し、「DAY1000」イベントをオンライン開催した。

○新生FCCLから1000日間の歩み

FCCLは、もともと富士通のPC事業部門が2016年2月に分社化され、「富士通クライアントコンピューティング」として発足したもの。富士通100%子会社として富士通のPC事業を担っていたが、2018年5月1日、レノボ、富士通、および日本政策投資銀行(DBJ)の合弁会社となり、レノボ・ジャパンやNECパーソナルコンピュータ(NECPC)と同じレノボグループとして事業を開始した。

今回開催された「DAY1000」イベントでは、スタートから1,000日間の歩みが紹介された。

「DAY1000」イベントに登壇した齋藤邦彰代表取締役社長 兼 執行役員社長/CEOは、「『人の未来を豊かにする』という信念で、どうすれば生活が豊かになるのか日々追求してきた。人に寄り添い、人が中心となるコンピューティングを実現したい。DXが進むニューノーマル時代において、パソコン製品だけでなく、パソコンを活用した快適なICT生活をユーザーに提供する。これを継続的に提供していくことを宣言する」と理念をアピール。

特に、新型コロナの影響で生活のオンライン化が進むにつれユーザーの“困りごと”が増えており、同社のコンセプトでもある「人に寄り添うPC」を提供し続けることで、状況の変化に対応していくとした。

○レノボグループから激励、次期「UH」は開発中

イベントはオンラインでの開催で、MicrosoftやIntel、AMDを始めとしたPC業界各社からの祝辞がビデオメッセージで届けられた。また、国内生産拠点の島根富士通、2020年4月にドイツ・アウグスブルグで設立された欧州市場向け拠点「FCCL GmbH」、開設から500日目を迎えたというFCCL台湾オフィスからもメッセージが届けられた。FCCLではレノボグループの協力を得て、コンシューマ向けPCを2020年から東南アジアに展開している。

寄せられたメッセージのなかで興味深かったのが、同じレノボグループとなるレノボ・ジャパン代表取締役社長およびNECパーソナルコンピュータ代表取締役執行役員社長を務めるDavid Bennett(デビット・ベネット)氏からのコメントだ。

ベネット氏は、「この1,000日間、FCCLの人にとってはいろいろあったと思います。そのなかで素晴らしいプロダクトを作ってこられたこと、尊敬します」と語り、FCCLがレノボ傘下となってのち特に注力してきた13.3型世界最軽量ノートPCも含む「LIFEBOOK UH」シリーズの製造について言及した。しかしその後、手にしたLIEFBOOK UHを「そろそろバッテリーが切れそうだ……交換します」とフェードアウトさせ、「こちらは24時間モデルなので大丈夫です」とNECパーソナルコンピュータ(NECPC)の長時間駆動ノートPCを取り出した。UHシリーズの最軽量モデルはバッテリー駆動時間がやや短いことがネックだが、祝辞のメッセージで(同じグループ会社ではあるが)弱みへの言及があることは珍しい。

ベネット氏は一連の流れを「冗談です」と前置きした上で、「ただ、こうして同じレノボ・グループのなかで競い合ってきたことが、PC業界を活性化させ、イノベーションを加速してきた。これからもよきライバルとして、PC業界を盛り上げていきましょう」とエール。手で持ち上げたNECPC製ノートPCについて「これ、もう少し軽くならないかな……」とつぶやきFCCLをフォローした。

これに対し斎藤社長は、質疑応答で「Davidから非常に挑発的なコメントをもらった。見ていてください、次を待っていてください」と話し、「(レノボグループになっても)やはり競合して、切磋琢磨し続けることが変わらない点。こういう競争が業界をずっと育てていくと思いますので、続けていきたい」と語った。

なお、今回のイベントでは、「LIFEBOOK UH」シリーズの次期モデルが開発中であることも明かされている。

○音声アシスタント「ふくまろ」をサポート役に

FCCLでは1000日の間にもらったユーザーからの声を受け、今後は、PCだけでなくディスプレイやキーボードにも注力していきたいという。また、音声アシスタント「ふくまろ」を使ったシニア向けのサポートサービスも2021年度の展開を予定する。

同社がすでに提供している、電話サポートやPC修理、PCソフト使い放題などが受けられる有料の総合サポートサービス「My Cloud プレミアム」と異なり、インタフェースを「ふくまろ」に限定し、「ふくまろ」と会話することでオペーレーターに接続。画面が自動的にオペレーターとシェアされ、例えば「鎌倉で紅葉を見たい」「Yahoo!オークションに出品したい」「手話コーラスの見方を知りたい」といったユーザーのやりたいことを、オペレーターが一緒に操作しながら補助するやりかたを想定する。現在プレテストを実施しているという。

FCCLは、withコロナの時代を「ニューノーマライフ」と呼んでいる。これからのニューノーマライフに向け、齋藤社長は「FCCLは人に寄り添い、生活を豊かにする。人が中心となるコンピューティングの実現を目指します」とイベントの最後に改めて強調した。

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