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13.3型ノートPC「HP ProBook 635 Aero G7」レビュー、Ryzen 7を搭載したモバイルノートのエース格

2021年01月18日12時22分 / 提供:マイナビニュース


ニューノーマル時代だからこそ、モバイルノートPCは外出先ではもちろんのこと、自宅やオフィスでも快適に使いたいもの。ビジネス向けのPCは価格重視になる一面がありますが、性能や使い勝手、携帯性などトータルバランスにも優れているのが、日本HPの13.3型 ノートPC「HP ProBook 635 Aero G7 Notebook PC」です。

「HP ProBook 635 Aero G7 Notebook PC」(以下、Aero G7)は、CPUにAMD Ryzen 4000シリーズを搭載し、約23時間の長時間バッテリ駆動を実現した法人向けの13.3型モバイルノートPCです。

全10モデルの中から、CPUにAMD Ryzen 7 4700U with Radeon Graphics、メモリに16GB、ストレージにSSD 512GBを備えた最上位モデルを試用しました。LTE通信にも対応しています(nano SIMスロット)。法人向けモデルですが、直販サイトのHP Directplusでは個人ユーザーでも購入できます。直販価格は131,800円(税別)です。
上品さを持ち歩けるビジネスノート

Aero G7の本体は、老若男女が無難に持ち歩ける落ち着いたデザイン。全面がシルバーで天面に「HP」のロゴをあしらっています。このロゴだけ光沢になっており、光の当たり方や映り込みで色味が変化して、さりげなくオシャレ。ヒンジ外側の「PROBOOK」ロゴもGOODです。野暮ったくないので、たとえば社用として有無を言わさず支給された場合でも、よかったと思える1台ではないでしょうか。

重さは本体のみで約1kg。持ち歩きを想定したモバイルPCなので、小脇に抱えて社内を移動するのは朝飯前。カバンに入れて外を歩き回るときも、約1kgなら許容範囲ではないでしょうか。日常で使っているバックパックに入れて持ち歩いてみましたが、私物のモバイルPCよりもわずかに軽いこともあり、2台一緒に持っていてもすぐに違和感がなくなりました。

4G LTE通信でどこでもネット接続

本体の前面と背面は、インタフェース類やスイッチ類がなくスッキリ。手前にいくほど細くなる傾斜によって、実際より薄く見えるデザインです。前面にはディスプレイを開閉しやすい角度に切り込みが付いており、ゆっくり持ち上げれば片手でも開けられます。

インタフェース類は左右側面に振り分けられています。本体右側は、手前からSIMスロット、USB 3.1 Type-C Gen 2(USB Power Delivery、DisplayPort 1.4)、HDMI、電源が並びます。本体左側は、手前からヘッドホン・マイクコンボジャック、USB 3.1 Type-A×2(奥はパワーオフUSB充電対応)、セキュリティスロットです。

SDカードスロットがない点は気になる人がいるかもしれません。最近は無線でデータを転送できるデジカメが増え、スマホで撮った写真はクラウド経由でPCと共有できますが、ほかの人と撮影データをやり取りする場合などはSDカードが読み込めるとラクです。そういう機会がどのくらいあるか考え、カードリーダーを別途用意しておくとよいいでしょう。

今回試用したモデルは、4G LTE通信(SIMフリー)に対応しています。nano SIMカードを本体右のSIMスロットに挿入して、Windows 10でAPNを設定すれば、スマートフォン(携帯電話)のつながる場所ならネットワークが利用できます。WWANモデムはIntel XMM 7360 LTE-Advanced(GPS機能付き)で、対応しているバンド帯は、1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、26、28、29、30、38、39、40、41、66となっています。

PCが4G LTE通信に対応していると、本当に便利。スマホのテザリングを設定する必要がなく、モバイルルーターも不要なので荷物を減らせます。社内のデバイスを管理するシステム管理者にとっても、社員が社外に持ち出すデバイスの数を減らせると管理工数の削減になるでしょう。盗難・紛失の防止にもデバイス数は少ないほうが有利だし、Aero G7は万が一のときも遠隔からデータの消去やロックが可能です。

なお、セキュリティに関しては、HP独自のセキュリティチップ「HP Endpoint Security Controller」を搭載。機能面では、何らかのトラブル時にBIOSを正常に回復、ウイルス対策ソフトやOSのセキュリティ機能をオフにさせない設定、OSが起動しなくなった場合に自動的にリカバリー、といった機能を備えています。


Aero G7の液晶ディスプレイとキーボード

ディスプレイ上部のベゼル幅は9.5mm、両サイドのベゼル幅は各4.28mm、画面占有率は86.2%。画面解像度は1,920×1,080のフルHD、パネルは非光沢(ノングレア)です。ディスプレイ上部にはWebカメラ、IRカメラ、マイクを配置しています。

Webカメラは720p HDで、物理的にレンズを隠せるプライバシーシャッターを装備。シャッターに色が付いているので、レンズが隠れているかどうかがわかりやすくなっています。IRカメラも備え、Windows Helloに対応。明るくない場所でも正確にユーザーの顔を認識してくれます。

指紋認証も備えているので、Webカメラを使いたくない場面でも指で触れるだけですぐにWindows 10へサインイン可能。モダンスタンバイによるスリープ状態からの高速復帰と合わせ、ディスプレイを開いたら「すぐに使い始められる」ところが魅力の一つになっています。

キーボードは109キーボードの日本語レイアウトがベースで、アプリケーションキーがありません。電源ボタンはファンクションキーの並び、deleteキーとprt Scrキーの間にあります。キーピッチは18.7mmで、キーストロークは1.5mm。不自然に小さくなっているキーもなく、キーレイアウトもキーのピッチやストロークも標準的なのでタイピングしやすく、すぐに慣れました。

基本性能に不安なし

スペックに目を向けると、CPUには第3世代Ryzen Mobileの「Ryzen 7 4700U」を搭載。8コア8スレッド、ベースクロック2GHz、最大4.1GHzで動作します。内蔵グラフィックスは7コアで、15論理コアとなっています。メモリはDDR4-3200の16GB(8GB×2)、ストレージはPCIe NVMeのM.2 SSDで512GB。モバイルノートPCでこれだけのスペックがあれば、一般的なビジネス用途で不自由することはないはずです。ただし、マイクロソフトのOfficeアプリケーションは付属せず、BTOで選ぶことになります。

Webブラウズや各種アプリケーションもキビキビ。動画再生も滑らかで、よほど高いマシンパワーを要求する用途でなければ、ホームユースにも十分でしょう。ただ、画面がノングレアなので、艶のあるテレビ画面などと比べると、動画鑑賞や3Dゲームではもの足りなさを感じるかもしれません。

本体サイズは、W307.6×D204.5×H17.9mm、重量は約1.05kgとなっています。本体の重さは実測で1,077gと、スペック値よりも少し上回っていました。ACアダプタはだいたい缶コーヒーサイズ。PCと一緒にカバンに入れてもさほど気になりません。

電源コネクタは正面から見て、右奥になります。標準的な位置ですが、やはりUSB Type-Cでの給電と比べると、ここだけ一時代前のビジュアルになってしまうのが残念。Aero G7のUSB Type-CポートはUSB PD(Power Delivery)に対応しているので、USB Type-CのUSB PD出力(45W)が可能なACアダプタを別途用意するのもよいでしょう。

ベンチマークは、まず「CINEBENCH R23」から。CPU(Multi Core)は6753pts、CPU(Single Core)は1226ptsという結果でした。8コアなのでCPUのスコアの高さが目立ちます。

「PCMark 10 v2.1.2506」では、総合スコアが4676、Essentialsが7740、Productivityが7044、Digital Content Creationが5089という結果でした。いずれも高い数値で、特に内蔵グラフィックスの性能がDigital Content Creationの数値に見て取れます。

「CrystalDiskMark 8.0.0」のシーケンシャルリードは2312.39MB/s、シーケンシャルライトは1386.18MB/sとなりました。

バッテリ駆動時間の計測には「BBench」を使用し、19時間52分00秒という結果。スペックシートでは、Mobilemark 2014測定時で最大約23時間、JEITA測定法Ver2.0で最大約16.9時間となっています。

モバイルノートとして標準的なサイズである13.3型の中でも、Aero G7はコストパフォーマンスに優れ、基本性能やモビリティの高さ、スタイリッシュな外観が魅力です。オフィスワークを後押し、営業などでPCを見せるときも期待に応えてくれることでしょう。テレワークはもちろん、出張や日々の仕事で持ち歩くにも死角を感じさせない、高いバランスで仕上がっています。

外出を控えがちな昨今ですが、この状況がいつまでも続くわけでもありません(そう願ってます)。PCを手に飛び回って仕事するモバイルワーカーはぜひ手に取ってみてほしい1台です。

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