旬のトピック、最新ニュースのマピオンニュース。地図の確認も。

2in1で仕事もゲームもイケるTiger Lake機 - ASUS「ZenBook Flip S UX371EA」レビュー

2020年12月28日18時47分 / 提供:マイナビニュース


ASUSTeKの「ZenBook Flip S UX371EA」は、13.3型の4K有機ELディスプレイを採用する2in1モバイルノートだ。約1.22kg、厚さ13.9mmの薄型軽量ボディに最大13.4時間のバッテリ駆動。CPUにはTiger Lakeこと第11世代Coreプロセッサを搭載し、4Kの美しい画面も相まって仕事にも遊びにも活躍できる。

Tiger Lakeこと第11世代Core搭載の最先端スペック

まずは、基本スペックをチェックしよう。CPUは、第11世代Coreプロセッサの「Core i7-1165G7」。4コア8スレッドで基本クロック2.8GHz、シングルコアの最大ブースト・クロックは4.7GHz、オールコアの最大ブースト・クロックは4.1GHzと高い性能を備えている。メモリはLPDDR4X-4266(4,266MHz駆動)とこちらも高クロック。容量も16GBと十分だ。ストレージは高速なデータ転送速度を持つNVMe SSDを採用し、容量は1TB。接続はPCI Express 3.0 x4だ。

グラフィックス機能は、CPU内蔵の「Intel Iris Xe Graphics」を利用している。Iris Xeは旧世代のCPU内蔵グラフィックスに比べて性能が大幅に向上。ある程度ゲームがプレイできると期待したいところだが、そのあたりは後半のベンチマークをチェックしていただきたい。

ディスプレイは、13.3型で解像度は4Kだ。パネルには黒の再現性が高く、コントラストに優れる有機ELを採用し、美しくメリハリのある映像が楽しめる。視野角も非常に広い。なお、表面は映り込みのあるグレア仕様だ。13.3型で4Kは解像度が高すぎるため、標準ではスケーリングが300%に設定されている。デスクトップをフルHD相当の情報量にしたいなら、200%に下げるのがよいだろう。

サイズはW305×D211×H13.9mm、重量は約1.22kg。バッテリー駆動時間は公称で約13.4時間(JEITA測定法2.0)と長時間駆動だ。試しにPCMark 10のBatteryテスト(Modern Office)を実行したところ、9時間25分という結果だった。これならば、1日持ち歩いても安心と言える。

インタフェースは右側面にType-A形状のUSB 3.2 Gen1×1、左側面にHDMI出力、Type-C形状のThunderbolt 4×2となっている。Thunderbolt 4は充電ポートも兼ねており、付属のACアダプタ以外でも充電は可能だが、65W出力に満たない場合、低速の充電ケーブルが接続されていると警告が出る。

無線はWi-Fi 6を備えており、Bluetooth 5.0にも対応。本体に有線LANは備わっていないが、USB Type-A接続の有線LANアダプタが付属している。また、本体にヘッドセット端子はないが、こちらもType-C接続のヘッドセット端子アダプタが付属と必要に応じて、接続できるようになっている。

次は入力インタフェースをチェックしよう。キーボードは日本語配列でキーピッチは19.05mmと十分なサイズだが、キーの形は正方形ではなく横長。そのため縦方向は狭め。入力時に若干の窮屈感がある。


薄く軽く使いやすい1台、ゲームを含む実性能をチェック

ここからは性能チェックに移りたいと思う。まずは、「PCMark 10 v2.1.2506」、「3DMark v2.16.7113」、「CINEBENCH R20」、「CrystalDiskMark 8.0.0a」の結果から見ていこう。電源モードはすべて「高パフォーマンス」に設定してテストを行っている。

Tiger LakeはPCI Express 4.0への対応も目玉だが、本機のNVMe SSDはPCI Express 3.0 x4接続。とはいえ、シーケンシャルリード、ライトとも3,000MB/sオーバーと十分高速だ。

CPU内蔵のグラフィックスが「Intel Iris Xe Graphics」ということもあり、ゲームもどの程度プレイできるか気になる人も多いだろう。軽めのゲームとしてFPSの「レインボーシックス シージ」と「VALORANT」。中量級のゲームとして「Apex Legends」と「ストリートファイターV」、重量級ゲームとして「モンスターハンターワールド:アイスボーン」を試して見た。

レインボーシックス シージは内蔵のベンチマーク機能で測定した。比較的軽めのゲームで、画質を中設定ならフルHD解像度で平均61fpsと快適にプレイできる。ただし、まだドライバーに問題があるのか、画面にノイズが入ることも。そこは改善を期待したいところだ。

VALORANTは射撃場を一定コース移動した際のフレームレートをCapFrameXで計測している。軽いゲームだけに画質設定をすべて最高まで上げても平均60fpsオーバー。快適に楽しめる。それほど高い3D性能はないが、軽めのゲームなら遊べるのはうれしいところだ。

「Apex Legends」は、トレーニングモードで一定コースを移動した際のフレームレートをCapFrameXで測定した。Apex Legendsは一括で画質を調整するプリセットは用意されていないが、画質の各設定を最低まで下げると平均60.0fpsと快適にプレイできるフレームレートになった。Apex Legendsは画質を下げてもそれほどグラフィックのクオリティが下がらないので十分楽しくプレイできる。

「ストリートファイターV」は、「STREET FIGHTER V ベンチマーク」を使用した。画質を中設定にすれば、平均59.32fpsとほぼ60fpsを達成。問題なくプレイできる。さすがに最高画質にするとカクつきが多く、快適なプレイは難しい。

「モンスターハンターワールド:アイスボーン」は集会エリアを作成し、一定のコースを移動した際のフレームレートをCapFrameXで計測した。さすがに重量級ゲームだけ合って、画質を低設定にしてもフルHD解像度では平均38.0fpsと快適なプレイは厳しい。プレイをするなら解像度を下げる必要があるだろう。

薄型軽量ボディだと発熱も気になるところ。ベンチマークソフトの「CINEBENCH R23」を10分間実行したときの、CPUの動作クロック(Core 0コア)とパッケージ温度をHWiNFOで追ってみた。

CINEBENCH R23の開始と同時にCPUのパッケージ温度は91℃に跳ね上がり、コアによっては速攻でサーマルスロットリングが有効になりクロックの低下がスタート。約3分経過後は2.5GHzあたりまでクロックは下がるが、CPU温度も70℃付近で安定。6分過ぎから2GHzあたりまで動作クロックが落ち、CPU温度も64℃付近で安定した。Intel Iris Xe Graphicsとしてはもう少しゲームでフレームレートが出るかと思ったが、薄型ゆえに熱が大きくなればクロックを落とすなどシビアにコントロールしているので、伸びが今ひとつだったと考えられる。Tiger LakeはノートPCの設計に合わせてTDPの調整が可能なCPU。本機の場合は、恐らく最大TDPで動作する設計にはなっていないのだろう。Core i7-1165G7は12W~28Wで調整可能になっているが、HWiNFOで見る限りTDPは最大15Wに設定されていた。

それでも、相当高いスペックを要求するゲームではなければ、画質をうまく設定すれば十分にプレイできるだけのグラフィック性能はある。CPUの基本性能は高く、メモリも16GBと余裕があり、Webカメラも備えているのでテレワークを余裕でこなせるだけではなく、4Kの有機ELパネルは動画を見るのにも最適。タブレット型やテント型にもできるので、映像コンテンツをダラダラと楽しみやすいのもよいところ。モバイルノートの万能選手として活躍してくれる1台だ。

続きを読む ]

このエントリーをはてなブックマークに追加

あなたにおすすめの記事

関連記事

ネタ・コラムカテゴリのその他の記事

マピオンニュース ページ上部へ戻る