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山田裕貴、“怪演”反響に喜び「普通でとどまりたくない」 アンチの声も力に

2020年12月06日00時15分 / 提供:マイナビニュース

●狂気に満ちた教師役「すべての技術を使った集大成」
俳優の山田裕貴が、テレビ朝日系土曜ナイトドラマ『先生を消す方程式。』(毎週土曜23:00~)および、ABEMAで配信中のフライングドラマ『頼田朝日の方程式。-最凶の授業-』で、狂気に満ちた教師・頼田朝日役を熱演している。「怪演」と反響を呼んでいるが、本人はその評価に大喜び。反響に対する心境をはじめ、究極の悪を演じる面白さ、理想の俳優像などを聞いた。

本作の舞台は、進学校「帝千学園」の3年D組。このクラスには、担任を追いつめ壊れていく姿を楽しむ生徒が集まっており、田中圭演じる新たな担任・義澤経男も標的に。山田は、生徒たちを裏で操っている黒幕である副担任・頼田朝日を演じている。

朝日役の山田の“怪演”が反響を呼んでいるが、山田は「『怪演』とか『怪優』とか言われたいと思っていたのですごくうれしいです」と満面の笑み。「普通って面白くないじゃないですか! 『イケメン俳優』と言ってもらうときもありますが、外見と思われているようじゃダメだなと。『カメレオン俳優』、『個性派』とかでもいいんですけど、外面の評価ではなくなったことがうれしいです」と喜ぶ。

朝日を演じるやりがいは大きいようだ。「狂気じみた役をやりたかったし、やれる自信がありました。こういう変わった役はやりがいがあって面白いですし、もっともっと面白くしなきゃなと思います。型にはまるのがすごく嫌いなので、型にはまらなくていいという自由度の高さも面白さを感じます」と生き生き。

また、朝日にすべての悪を集約させる思いで演じているという。「朝日は悪のカリスマ。世の中の悪い感情、負の感情を全部伝えようと思っていて、ドラマ史上、僕史上一番、ただの悪という、すべての悪が集約されている人間に見えればいいなと。そういったところが朝日の面白いところなのかなと思います」

狂気に満ちた新境地の演技を見せているが、自身としては「新境地ではない」とのこと。「僕の引き出しフルコースでできる役がやっときたなと。僕にとっては新境地というより、今までやってきたことのすべての技術を使った集大成という感じ。僕の全部を出し切る、引き出しを全部出すような感覚です」と語った。

『頼田朝日の方程式。-最凶の授業-』では、毎話10分以上の長セリフに挑戦。「一人芝居は抑揚を意識しています。見ている人が今どういう感情になっているのか、一度黙ることによってもう1回聞こうとなる瞬間を作るとか、そういったコントロールなど考えながらやっています」と工夫を明かした。

そして、今後について「展開はこれからよりぶっ飛んでいき、最後まで予測のつかない展開が起きます。義経先生の授業は、僕も台本を読んでいて心にくるなというところがいっぱいありますし、朝日に関しては、反面教師にしていただいて、こんな人間になっちゃダメだと。悪いことを悪いと思えない人になっちゃダメだというのをぜひ見ていただければなと思います」と視聴者にメッセージを送った。

●目指すは“化け物”「俳優として化け物だなという人に」

「怪演」「怪優」という評価を喜んでいる山田だが、「化け物になりたいという欲がある」という願望も告白。「モンスターではなく、俳優として化け物だなという人になりたい」と説明し、さらに「『人』に『怪』がつくと、『怪人』。怪人になりたいんです。『山田裕貴しかできない』、『山田裕貴だったら底知れないもの出してくれそうだよね』と思ってもらえるような俳優に。とにかく普通でとどまりたくないんです」と熱弁する。

視聴者の声も演じるエネルギーになっているという。「どの役をやっていても、1人でも共感できないといった声を見つけると『最終的に好きになっているからな、見とけよ!』と思う。たった1人でもアンチな方がいると自分に腹が立ち、『好きにさせるぞ!』、『全員好きにしてやる!』という欲が出てくるんです」とアンチの声もモチベーションに。

朝日役に関するさまざまな声もチェックしているそうで、「こういった悪役が好きな人もいれば、嫌いな人もいる。『うるさい』という人もいて、そういう声を見ると、もっと緻密に計算して、ここで声色を変えて、ここで笑って、急に怒り出してとか、いろんなトラップを演技の中に入れて、誰にでも好かれる悪役というか、なんか好きになっちゃう、クセになっちゃう悪役にしたいなと。それを楽しんでいます」と笑った。

幅広い役を演じカメレオン俳優とも言われているが、自身としてもさまざまな役を演じたいという気持ちが強い。思い描いている将来像を尋ねると、「僕は同じような役をやっていたら飽きてしまうので、怪人二十面相じゃ足りない! 怪人百面相くらい、いろんな役をやりたい」とユーモアを交えて答えた。

さらに、「寿命で死んで、遺影で“イエーイ!”とやっているおじいちゃんになって、『にんげんっていいな』という曲を流して出棺されるのが夢です」と理想の葬儀もすでに頭の中にある。「ふざけている感じだけどみんな泣いているくらい愛される人になりたい。俳優としてだけではなく人として愛されなきゃないけないと思うので、人間力と俳優力、両方がそなわっている人になれたらいいなと思います」と力強く語った。

■山田裕貴
1990年9月18日生まれ、愛知県出身。2011年にテレビドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』で俳優デビュー。主な出演作は、映画『HiGH&LOW』シリーズ(16~)、『亜人』『あゝ、荒野』(17)、『万引き家族』、『あの頃、君を追いかけた』(18)、ドラマ『おんな城主 直虎』(17)、『特捜9』シリーズ(18~)、『なつぞら』(19)、『SEDAI WARS』、『ホームルーム』、『先生を消す方程式。』(20)など。また、舞台『終わりのない』で、第74回文化庁芸術祭賞 演劇部門新人賞受賞。公開待機作に映画『燃えよ剣』『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』『東京リベンジャーズ』がある。

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