2020年11月26日18時15分 / 提供:マイナビニュース
九州大学、ソフトバンクおよび豆蔵の3者は11月26日、企業や自治体、教育・研究機関などで蓄積されているさまざまなデジタルデータについて、データの品質を数学的な理論を用いて客観的に判定し、格付けとして明示する「データ格付け」の実現に向けた研究を2020年11月から共同で開始したと発表した。
企業や自治体、教育・研究機関などが組織内で記録・蓄積しているデータの相互利用は、DX(デジタルトランスフォーメーション)における重要なテーマの一つとなっている。しかし、各組織が保有するデータは仕様や形式が異なるほか、そのデータが利用に適した品質であるかどうかが明示されていないため、データを分析する際には、形式上の整合性の確認や、重複や誤記、表記の揺れなどを探して修正・削除するデータクレンジングなどの作業が必要になり、データの相互利用における大きな障壁となっているという。3者は、こうしたデータの相互利用における障壁を取り除くため同研究を開始した。
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