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「第6回ボルダリングユース日本選手権」で若手選手が頂点を競う! 逆転劇も

2020年11月27日09時26分 / 提供:マイナビニュース

11月21~23日、東京葛飾区東金町運動場スポーツクライミングセンターにおいて「スポーツクライミング 第6回ボルダリングユース日本選手権葛飾大会」が開催された。

同選手権はユース世代の選手たちの登竜門として位置づけられる大会で、もともと5月に鳥取県での開催が予定されていた。しかし新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となり、半年の期間を経てようやく開催が実現されたという経緯がある。

会場では21と22日に予選が行われ、23日に各カテゴリーの上位6選手により決勝が行われた。ここでは、最終日の決勝戦の模様をお届けする。

○決勝戦は年齢別の4部門で進行

決勝は年齢別に「ユースC」、「ユースB」、「ユースA」、「ジュニア」の4カテゴリーに分かれ、それぞれ男女同時進行で行われた。

いずれも初見で課題(人工壁に設定されたコース)を登るオンサイト方式で、課題数は全部で3つ。選手は各課題につきそれぞれ2分間のオブザベーション(コースの下見)を行ったあと、4分間の競技で完登ボルダー数やゾーン獲得数などを競い合った。

最年少のユースC(2007・2008年生まれ)は、予選で同率の選手がいたため男子は7人が出場。ダイナミックな動きが必要とされる第1課題、体の動きの取り方が難しい第2課題をともに一撃(初トライで完登すること)した加藤頼斗選手が第3課題も3トライで決め、2位以下に差をつけて優勝を手にした。

ユースCの女子は、体重移動の難しい第1課題、傾斜の大きな第2課題をともに一撃した村越佳歩選手と、それを1アテンプト差で追う関川愛音選手の対決に。僅差での勝負となった第3課題で関川選手が一撃を決め、みごと逆転優勝を果たした。

○男子は安定感、女子は波乱含み

ユースB(2005・2006年生まれ)の男子は多くの選手が各課題を完登する中、少ないアテンプト数で登った安楽宙斗、杉本侑翼、通谷律の3選手で頂点を争う展開に。表彰台を狙うには少しのミスも許されないプレッシャーの中、3課題とも抜群の安定感で一撃を決めた安楽選手が優勝を飾った。

一方、女子は第1課題を完登したのが小池はな、長谷川颯香の2選手、第2課題を完登したのが竹内亜衣選手のみという波乱含みの幕開け。3課題目は4選手が完登したが、第1課題と第3課題を一撃して制した小池選手がアテンプト数で他選手に差をつけて優勝を決めた。

○ユースAは明暗が分かれる

ユースA(2003・2004年生まれ)は、予選で同率の選手がいたため男女ともに7人が出場。3課題のうち1課題目は男子が3選手、女子が2選手しか完登できず明暗が分かれる結果になった。

2課題目も男子は足の置き方や体勢の整え方が難しく苦戦する選手が複数出る中、1課題目を完登した川又玲瑛選手と佐野大輝選手は危なげない登りで確実に決め、続く第3課題も完登。最終的に川又選手がアテンプト数で佐野選手を上回りチャンピオンに輝いた。

一方、女子は2課題目を6選手が完登するも、シークエンスが複雑で難易度の高い第3課題でミスする選手が続出。唯一全課題を完登した松藤藍夢選手が優勝の栄誉に輝いた。

○独創的なムーブが会場をわかす

最年長のジュニア(2001・2002年生まれ)は、ユースAと同じ課題を予選通過の6選手で争うことに。

そのうち、男子は第1課題を百合草碧皇、伊藤寛太郎、坂本大河の3選手が完登。続く2課題目も3選手は安定した登りを見せ完登した。百合草選手は最終課題も2トライで決め、2位以下とのリードを広げて優勝を果たした。

女子は3選手が3課題とも完登した反面、残りの3選手はひとつの課題も完登できず、はっきりと明暗が分かれる結果に。そのうち3課題ともミスの少ない登りで着実に決めた平野夏海選手が優勝、2課題目で他の選手が苦戦したパートを独創的なムーブで攻略して会場の関係者たちのどよめきを誘った菊地咲希選手が準優勝となった。

競技終了後のインタビューで、男子ジュニア優勝の百合草選手は「表彰台以上は狙っていたので優勝して嬉しい」と喜びを表しつつ、「(現在は)コロナウイルスで海外の大会がないのですが、日本代表になって海外大会で活躍できるよう頑張りたい」と今後の抱負を語った。

また女子ジュニア優勝の平野選手は「(最終課題を)一撃で決めれば優勝できると雰囲気でわかっていたので、狙い通り決めることができて嬉しかった」とコメント。また、今後の目標を聞かれ「リードW杯で優勝すること」と力強く宣言した。

なお本大会はKDDI住友商事日本航空久光製薬など11社の企業が協賛した。

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