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自前主義から協創への転換をはかる、AGCの新研究開発棟がオープン

2020年11月24日06時30分 / 提供:マイナビニュース

AGCは11月19日、総工費約200憶円を投じた新研究開発棟を開設し、報道陣に内部を公開した。

新研究開発棟は、横浜市鶴見区のAGC横浜テクニカルセンター内に設置され、AGC独自の研究を行う「セキュリティエリア」と社外パートナーとの研究・施策を行う「オープンエリア」の2つからなる4階建て、総面積4万5000平方メートルの施設となっている。

オープンエリアには、社内外の協創を目的とした「AO(アオ:AGC OPEN SQUARE)」が設置されており、「つなぐ場」「発想する場」「ためす場」の3つで構成されている。

このオープンエリアの設置には、これまで研究開発をすべて自前で行っていた環境からの脱却をはかり、パートナー・クライアントとの協創を広げていきたいという意図があるという。自前開発だけではクライアントの求めるスピードに追い付けないことからオープンイノベーションを目指すに至ったとしている。

「つなぐ場」として開設された「AO Lab.」は、クライアントや外部パートナーと共に3Dプリンタなどを駆使し、プロトタイプを作成し検証するための協創実験室である。

AO Lab内の「XRラボ」では、ガラスの素材によって異なる見栄えの確認や視認性をシミュレーションできる装置を備えており、晴れの日や曇りの日などコンディションによる見え方の違いまで試すことができるとしている。

また、3Dプリンタによる試作品の製造やガラスを実際に溶かし、固まるまでの工程を見ることができる溶解デモなど、素材の理解から施策までも行うことができるという。

3Dプリンタは従来、試作に使用されることが多かったが現在では実用部品に使われることも多く、ガラスの金型などに実際に使用しているという。

「発想する場」として用意されている「AO Studio」はAGCの最先端の素材や開発中の新素材などの展示を行っており、パートナーと新しいアイディアを発想する場となっている。開発中の新素材なども展示することで、課題の解決や新しい発想を生んでいきたいとしている。

「つなぐ場」として「AO Park」にはAGCのこれまでの歴史や5G向けの素材などの紹介がされており、「AO Gallery」では外部パートナーと協創したAGCの素材の展示を行っている。

同社は、新研究棟の建設目的を“2か所に分散していた開発機能を集約し研究開発のスピードを向上させる事”、“基礎となる独自の技術開発だけでなく、協創できる空間を設ける事で新領域の開拓や新たな価値創造を実現させる事”の2点をあげている。

現在は一部の稼働となっており、2021年にフルオープンの予定で、最終的には1500名が働く予定である。

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