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iPhone 12で撮影したHDRビデオ、他の環境で見ると冴えないのはどうして? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

2020年11月18日17時26分 / 提供:マイナビニュース

iPhone 12で注目を集めている機能が、「HDRビデオ撮影」のサポートです。HDRビデオとは、映像として記録する輝度情報の幅/帯域を広げることで、明暗や色合いの再現性を向上させた高画質技術をいいます。iPhone 11までは再生OKでも撮影は非対応という状況でしたが、iPhone 12シリーズでは撮影が可能となったうえに「Dolby Vision」に対応していることがポイントです。

このiPhone 12で撮影したHDRビデオ、結論からいうとiPhone 12で再生することがベストです。ほかのスマートフォン/パソコンやテレビでも再生できますが、撮影時の記憶とは印象が異なることがあります。肉眼で見たときほどの輝き・煌めきはなく、HDRではないビデオ(SDRビデオ)に近い印象に映るかもしれません。

その理由のひとつは、iPhone 12シリーズに採用されたディスプレイの表示能力にあります。4モデルとも最大1200nits(nit/ニトは輝度を示す単位)という高いピーク輝度でHDRビデオを再生できるため、肉眼で感じた明るさほどではないにせよ、最大輝度がそこまでではないディスプレイで鑑賞した場合に比べ輝き・煌めきを感じることができます。

もうひとつの理由は、iPhone 12シリーズで撮影したHDRビデオに付帯する輝度関連データを解釈できていないことにあります。iPhone 12でHDRビデオを撮影した場合、「HLG」というHDRの標準規格に従い輝度情報を記録し、Dolby Visionの規格に従う部分は付帯データ扱いになりますが、その付帯データを適切に解釈できるのが現状Apple製品(iOS 14とmacOS Big Sur)に限られるのです。

せっかくのDolby Vision対応HDRビデオですが、撮影から鑑賞までのすべてをiPhone 12で完結する場合はともかく、パソコンの動画編集アプリで加工したものを大型テレビで鑑賞、といった用途には使いにくい状況にあります。いつか編集環境が整備されることを期待しましょう。

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