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20代から高めておきたい投資・資産運用の目利き力 第13回 投資に向かない人ってどんな人?

2020年11月27日10時30分 / 提供:マイナビニュース

「人生100年時代」と言われる現代。20代でも早いうちから資産形成を進めることが求められています。一方で、どのように投資・資産運用の目利き力を磨いていけばいいのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

この連載では、20代の頃から仮想通貨や海外不動産などに投資をし、現在はインドネシアのバリ島でデベロッパー事業を、日本では経営戦略・戦術に関するアドバイザーも行っている中島宏明氏が、投資・資産運用にまつわる知識や実体験、ノウハウ、業界で面白い取り組みをしている人をご紹介します。

今回のテーマは「投資に向かない人ってどんな人?」

○他責に逃げる人

投資・資産運用は、「自分以外の誰か」に依存して資産を増やす行為です。結果的に資産が減ることもあるわけですが、経験という無形資産が貯まりますから、経験を活かせばアイディア次第でお金は取り戻すことができます。

「自分以外の誰か」とは、例えば、不動産投資であれば管理会社や物件そのもの、株式投資であれば企業やその経営者、社員の方々などを指します。仮想通貨であればメーカーや共にコインを保有するホルダーたち、事業投資であれば経営者や事業責任者や社員の方々など、他者に動いてもらい、資産を作ることになります。

そういう意味では、資産を人に託すことが投資・資産運用なのですが、投資の意志決定をするのは自分自身です。

ですから、投資・資産運用が失敗したときに他責に逃げる人は投資には向かないでしょう。

失敗を人のせいにしても、そこに成長はありません。人を責め立てて吊るし上げるようなことをしても、失った資産は1円も戻りません。投資判断をしたのは自分なのですから、失敗は失敗として受け止め、次に活かす方が有意義だと思います。
○他力本願な人

また、他力本願な人も投資には向かないでしょう。投資をしたのなら、投資先が成長するような行動をした方が、やはり有意義です。日頃の行いは自分に還ってきます。

例えば、不動産投資をしたら、その物件の魅力や地域の魅力を情報発信しても良いかもしれません。その情報を見て、入居者が集まる可能性があります。

企業の株に投資をしたら、その企業の良いところを情報発信しても良いですし、その企業の商品やサービスを購入することも応援になります。

仮想通貨投資も同様で、そのコインの魅力やロードマップについて情報発信してホルダーを増やせば、コインの価値が上昇する可能性は高まります。

仮想通貨メーカーに対して、「コインでこんなことはできないか?」とアイデアを出すのも良いでしょう。

「投資したら管理会社がすべてやってくれる」「投資したらだれかが価値を上げてくれるだろう」と他力本願に考えるよりも、自分事にして何かできることを探した方が楽しいと思います。行動の積み重ねが、いずれは実を結ぶでしょう。
○待てない人

投資対象によりますが、数カ月や数年で大儲けできるようなうまい話はそうそうありません。簡単に富を築けるのなら、みんなとっくに億万長者になっています。投資・資産運用は、簡単ではありません。

ウォーレン・バフェット氏が「株の理想の保有期間は永遠だ」と言っているように、長期的な視野で投資・資産運用した方が、結果的に富を築けると感じます。また、保有していることを忘れるくらいが精神衛生的にも良いと思います。

待つことは最高の投資だと思います。いかにして待つか、が大切です。時間を投資しているという視点も必要です。

(もし待てないのなら、身の丈に合った投資をしていない可能性があります。投資はあくまでも「なくなっても良い」と思える額にとどめるのが基本で、決して全財産を投下するようなものではありません)。

投資勧誘の謳い文句に、「貯金して寝かせているよりも、投資・資産運用に回しましょう」というのがありますが、私は寝かせている時間は必要経費だと思います。数カ月分、あるいは数年分の生活費は寝かせておいても良いのです。精神安定剤みたいなものですから、それで心の平穏を保てるのなら安いものです。
○人は必ずしも投資をしなくても良い

投資・資産運用をテーマに書いていてこんなことを言うのもどうかと思いますが、人は必ずしも投資をしなくても良いと私は思います。

投資・資産運用によって財を成した方も多くいらっしゃいますが、その裏にはお金を失った人もたくさんいるわけです。むしろ、そちらの方が多いでしょう。

100%投資で勝てるなんてことはありません。今は億万長者になった人も、多くの失敗をしています。過去の失敗だけでなく、現在進行形の失敗もあるはずです。

「勝者は希望を売り、敗者は夢を買う」という言葉があります。夢を買うような投資をすると、高い確率で失敗するでしょう。希望が残っているうちに、期待値が高まっているうちに売り抜くのが勝者です。欲をかくと良くないというのは、つまりそういうことです。

「貯蓄十両、儲け百両、見切り千両、無欲万両」というように、見切りは大切です。また、それ以上に無欲であることが大切だと思います。「投資したことを忘れるくらいが良い」というのも、無欲さが結果的に成功につながるということです。

中島宏明 なかじまひろあき 1986年、埼玉県生まれ。2012年より、大手人材会社のアウトソーシングプロジェクトに参加。プロジェクトが軌道に乗ったことから2014年に独立し、その後は主にフリーランスとして活動中。2014年、一時インドネシア・バリ島へ移住し、その前後から仮想通貨投資、不動産投資、事業投資を始める。現在は、複数の企業で経営戦略チームの一員を務めるほか、バリ島ではアパート開発と運営を行っている。監修を担当した書籍『THE NEW MONEY 暗号通貨が世界を変える』が発売中。 この著者の記事一覧はこちら

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