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ジョイマン高木の「男はガマン、女はウーマン」 第22回 アプリに課金しまくる彼氏、このまま付き合い続けていいのでしょうか?

2020年11月15日17時00分 / 提供:マイナビニュース

お笑いコンビ「ジョイマン」の高木晋哉が、ちょっぴりほろ苦く、そしてどこかほっこりする文章で綴るこの連載。読者のお悩みにジョイマン高木ならではの視点で答えてもらいます。
○今回のお悩み

付き合って3年になる彼氏が、スマホアプリに課金しすぎていて困っています。最初は月に5,000円程度だったのでさほど気にしていなかったのですが、次第に1万、2万と増えていき、今では月額で5万円ほど課金しているみたいです。そのせいで金欠気味になり、デートに行ったら私が全額おごる機会も出てきました。結婚資金とかも貯める気がなさそうですし、金銭感覚にだいぶズレがある彼とこのまま付き合い続けていいのか不安になっています。(30代女性)

はじめまして。ジョイマンの高木晋哉です。申し訳ありませんでした。

金銭感覚の件に関しては、僕も耳が痛い話。思わず反射的に謝ってしまいました。

もしも30代女性さんから実際に面と向かってこの相談をされたとしたら、卑しい笑みを浮かべて顔色を伺いながら「まあまあ……お金の話なんてやめましょうよ」と言うことくらいしかできないかもしれません。コラムで良かったです。

面と向かって相談を受けているほどのプレッシャーはない分、僕なりに熟考してみたいと思います。

僕は2008年頃に、全く仕事がない状態から一気に仕事が増えたことがあったのですが、まだ20代の若者だったこともあり、軽いパニックになって無駄に散財してしまった経験があります。

スマホアプリではないのですが、飲み代やタクシー代など、今考えると何だか虚しいものに随分使ってしまいました。せめて将来的に残るものに使えばよかったのですが、仕事が増える直前まで、食べる物や電車賃にすら困っていたので、しばらくはそれくらいしかお金の使い道が思いつかなかったのです。

そして2008年にはたくさんあった仕事も、2010年にはなくなってしまい、それまでに結婚資金を貯めておかなかったせいで、当時から付き合っていた現在の奥さんとの式が挙げられませんでした(結婚自体は何とか出来ましたが)。

そんな経験があるので、30代女性さんの彼氏の行く末が心配です。30代女性さんが彼氏に対して感じているような悪い予感を、ある程度、僕は体現しているわけですから。

男女の問題は人それぞれで、安易に自分のケースに当てはめて考えるのはナンセンスなのかもしれません。ただ、30代女性さんの彼氏と僕の金銭感覚が似ていると仮定すると、おそらく彼氏は金銭感覚が未成熟なだけで、ケチな人というわけではないのでしょう。

お金の使い方を他にあまり知らないから、手軽に課金できてしまうスマホアプリに使ってしまうだけで、30代女性さんのために使うことを渋っているとかそういうわけではないと思います。そこを彼氏がもう少し上手に伝えてくれれば、30代女性さんとも金銭感覚や将来への考え方の点で、そこまでのすれ違いは起こらないのではないでしょうか。

そのためにも、やはり、まずは彼氏自身が自覚することから始めなければいけません。デートの時はお店には入らず、手作りのおいなりさんを持参して2人で公園などで食べて下さい。愛情と共に「私たちはお金がないよ」ということを伝える。

僕は全く仕事がない頃、今の奥さんもお金があるわけではなかったので、よく狭山湖のほとりで彼女の手作りのおいなりさんを食べていました。そのおかげで僕も無駄な外食は避けて出費に気をつけようと気が引き締まった思い出があります。彼氏にも、30代女性さんの思いが柔らかに伝わるかもしれません。

人間には人間の力が確実にあります。スマホアプリの課金システムなどに人間が白旗を上げてはいけないのです。

キャッシュレス化が急速に進む現代。僕が子どもの頃にジャラジャラと小銭を握ってゲームセンターで遊んだ感覚と、今スマホアプリに課金する感覚は似ているようで違うのでしょうし、スマホアプリに限らず、うっかり虚しいお金の使い方をしてしまうような落とし穴の数は増える一方です。

その穴には、彼氏もそうですが、将来、もしかすると30代女性さんが落ちてしまう可能性だってあります。穴に落ちてしまったら、誰かに縄を投げてもらわなければいけません。

あなたたち2人には、穴ぼこだらけのこの世の中でこれからも固く手を繋いで助け合い、声を掛け合い、足元の安全を確認し合いながら、どうかたくましく生き抜いていって欲しい。ジョイマン高木は、切にそう願っています。

○筆者プロフィール: 高木晋哉

お笑い芸人。早稲田大学を中退後、2003年に相方の池谷と「ジョイマン」を結成。吉本興業所属。趣味は詩を書くことで、自身のTwitterでの詩的なツイートが話題となっている。

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