JR東海は15日、在来線の踏切事故防止対策として、高機能型障害物検知装置と踏切用ATS装置を導入すると発表した。
高機能型障害物検知装置は、踏切内の障害物を検知するための装置。これまでも踏切内で立ち往生した自動車などを検知する光線式の障害物検知装置を使用してきたが、新たに踏切上の全範囲を検知エリアとし、歩行者・自転車・車いす等への検知性能を向上させたレーザーレーダー式の検知装置を導入する。2021年度以降、2025年度までに、列車本数が多く、歩行者や自転車などの通行量が多い18カ所の踏切に順次導入する。