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リンゴ印のライフハック 第117回 Macで「電子印鑑」を使おう

2020年05月25日11時00分 / 提供:マイナビニュース

あちこちでテレワークが始まり、もっぱらデジタルベースで情報がやり取りされるようになりました。そして……案の定「印鑑」が問題に。頑なに紙と朱肉以外認めない会社はともかく、印影さえ写ればOKという会社ならデジタル化の見込みはあります。いまこそMacで「電子印鑑」、取り組んでみましょう!

○システム標準の機能で「電子印鑑」を

実は、macOSにはシステム標準の機能として電子印鑑機能がサポートされています。「プレビュー」アプリに用意されている「署名」機能がそれで、あらかじめ印影データを登録しておけば、画像やPDFに重ねて写し出せます。

たとえば、会社から捺印が必要なPDFが送られてきたとします。アナログで考えると、PDFを紙に印刷したものへ捺印後にスキャナで取り込むという面倒な作業になりますが、署名機能を使えばプレビューアプリで開いたPDFへ登録した印影を重ねることができます。PDFのままですから、画像ファイルのように拡大表示したとき文字が粗くなることはなく、ファイルサイズもほとんど変化しません。

プレビューアプリに印影データを登録するには、実物の印鑑で紙に捺印し、それを署名機能の登録画面から取り込みます。プレビューアプリのツールバーにある鉛筆の図柄のボタンをクリックして「マークアップツールバー」を表示し、筆記体のような図柄の「署名」ボタンをクリックしましょう。現れた「署名を作成」ボタンをクリックし「カメラ」タブを選択すると、Mac内蔵のカメラ(FaceTime HDカメラ)を利用した画像取り込みモードになります。

その状態で、白い紙に押した印影をカメラの前に掲げます。朱肉の色は赤でも黒でもかまいません。印影の中央が水平に引かれた基準線に重なるよう、紙の位置を調整しましょう。紙が透けないよう捺印した紙の背後に白紙を数枚重ね、できるだけ紙に光が当たるようカメラの角度を変えることがコツです。

なお、取り込み完了は自動的に判断されます。紙を5秒ほど固定し、左右反転した画像が重ねて表示されるのを待ちましょう。納得いく画像が表示されたら、「完了」ボタンをクリックすると印影データとして保存されます。光量が足りない場合やカメラとの距離が適切でない場合には、左右反転した画像が表示されないかもしれません。そのときには、いちどキャンセルして作業をやり直しましょう。

※:サンプルの印影には、電子印鑑素材の画像を利用させていただきました。

○電子印鑑を押してみよう

保存した印影データは、プレビューアプリの「マークアップツールバー」にある「署名」ボタンから呼び出せます。対象の文書フォーマットはPDFにかぎらず、JPEGやPNGなどプレビューで編集できるものであればOKです。線以外の部分は透過されるため、背景が白の領域はもちろん、文章や画像に重なる位置でもかまいません。

拡大/縮小してもジャギー(ギザギザ)が発生しない形式で保存されているため、四隅の「●」をドラッグすれば任意の大きさに調整できます。マークアップツールバーの「枠のカラー」ボタンをクリックすれば、電子印鑑を任意の色に変更することも可能です。

ただし、扱いは一般的な図形/写真と異なります。取り込んだときの印影データは忠実に再現されますが、任意の角度に回転させたり、縦長/横長に変更させたり、背景色を塗りつぶしたりといった使いかたには対応しません。コピーしてほかのアプリで使うこともできないので、活用範囲はプレビューアプリに限定されます。

○もっと印影を鮮明に

印影を取り込む作業には、通常はFaceTime HDカメラを使いますが、約92万画素といまどきのカメラとしては解像度が低く、印影の鮮明さもそれなりになります。文字や絵柄をできるだけ忠実に再現したい、太くなりがちな線を細くしたいという場合には、より高解像度なUSB接続の外付けカメラ(UVCカメラ)を利用しましょう。

たとえば、BUFFALOのUVCカメラ「BSW32KM04WH」。画素数320万/2048×1536ピクセルと、2020年の水準では高解像度といえない画素数ですが、FaceTime HDカメラで取り込んだ印影と比較すれば、線が細いぶんディテールまで再現できます。

取り込む手順は、FaceTime HDカメラのときとまったく同じです。UVCカメラを接続すると、取り込みに使うカメラが切り替わるので、今度はUVCカメラの前に捺印した紙を掲げます。UVCカメラは自由に動かせますから、紙を机の上に置いてカメラ側を動かしたほうが印影が歪むなどのトラブルを避けられます。

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