2020年01月10日12時01分 / 提供:マイナビニュース
クリスマスからお正月と続いた大イベントも終わってしまい、ちょっと気が抜けたような1月初旬。春はまだ遠いし、「何かいいことないかな?」と思わずつぶやいてしまいそう。そんなタイミングでやって来たのは缶詰博士。「水仙だって咲いてるし、寒桜も咲きましたよ。もう気分は春ですよ」と、やけに明るいです。その片手にはバスケットが。「サンドイッチ持って出掛けましょ!」
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○ピクニック用にサンドイッチを作る
沖縄でヒカンザクラが咲いたそうな。「ヒカンザクラってどんな桜だ?」とも思ったけど、そこはとりあえずスルーして。とにかく桜の開花であります。
寒くてたまらぬ1月でも、桜は咲くし水仙だって咲く。晴れた日の日差しはそれなりに暖かく、公園にピクニックにでも行きたくなる。
で、ピクニックといえばサンドイッチ。コンビニで買っちゃうのも手だが、この際きちんと美味しいサンドイッチ作りにトライしてみたい。実は前々から作りたかったサンドイッチが2種類あるので、今週と来週で作ろうと思うのだ。
○容器がすごいぞ
さあ本日も寒さに負けず参りましょう、開缶!
明治屋のMYコンビーフ・スマートカップはプラカップ入りだ。このプラカップは画期的な発明で、金属缶よりも優れた点が3つある。
まず金属よりも軽い。そして切り口がないから手を切る心配がない。開けるときはヨーグルトのようにシールをはがすだけなのですぞ。
そして最大の利点は、フタをはがしたあとでそのまま電子レンジで加熱できること。これは金属缶では不可能なことであります。
○しっかり混ぜるのが缶要
まずはプラカップのフタをはがし、そのまま電子レンジで20秒加熱する。ラップはしなくても大丈夫。コンビーフは加熱しなくても食べられるものだが、熱を通すと柔らかくなってほぐしやすい。
柔らかくなったコンビーフをボウルに入れてほぐし、千切りキャベツ1~2枚分を入れてよく混ぜる。理想はキャベツにコンビーフが均等にまとわりつく状態だ。
混ぜてる途中で、味付けとしてソース大さじ1、粒マスタード小さじ1を加える。キャベツがしなっとなればOKであります。
○具はパンと同じ厚みで
8枚切りの食パンを両面トーストして、1枚にさっきのコンビーフ&キャベツを塗る。パンの厚みと同じくらいたっぷり盛りつけて、もう1枚で挟む。
この量で作ると、おおむね食パン4枚分、つまりサンドイッチが2つ作れる。
○木村多江さんお気に入り
かくのごとし。コンビーフサンドといえばマヨネーズ味が定番だけど、これはソース味なのが特徴だ。
実はこのレシピは、女優の木村多江さんのレシピを参考にしている。子供の頃に母親がよく作ってくれたそうで、今でも大好きなのだそうだ(と、テレビで言ってました)。
ちなみに本来の味付けはソースのみ。粒マスタードを加えたのは僕の好みであります。牛肉100%のコンビーフに甘辛いソース、さらに生キャベツが混ざることで、何だか懐かしい昔の洋食の味になる。気取らずに大口を開けてぱくぱく食べたくなるような、きちんとおいしいサンドイッチですぞ。
缶詰情報
明治屋/MYコンビーフ・スマートカップ 80g 税込416円
明治屋ストアーやスーパー、コンビニなどで購入可
○筆者プロフィール: 黒川勇人/缶詰博士
昭和41年
福島県生まれ。
公益社団法人・日本缶詰協会認定の「缶詰博士」。世界50カ国以上・数千缶を食している世界一の缶詰通。ひとりでも多くの人に缶詰の魅力を伝えたいと精力的に取材・執筆を行っている。テレビやラジオなどメディア出演多数。著書に「旬缶クッキング」(ビーナイス/春風亭昇太氏共著)、「缶詰博士が選ぶ!『レジェンド缶詰』究極の逸品36」(
講談社+α新書)、「安い!早い!だけどとてつもなく旨い!缶たん料理100」(
講談社)など多数。公式ブログ「缶詰blog」とFacebookファンページも公開中。