旬のトピック、最新ニュースのマピオンニュース。地図の確認も。

沖縄デジラボ:こどもITプログラミング発表会 「すべての人にIT教育を」の思い

2019年12月31日09時00分 / 提供:マイナビニュース

○子どもの「夏休み合宿活動成果発表会」の拡大版が実現

12月26日、沖縄新報ホールにて沖縄デジラボを中心としたこどもITプログラミング発表会「DigiLab Presentation#STARTDAY」が行われました。

従来「デジラボ」が夏に行っているこどもIT合宿の成果発表会を拡大したもので、夏の場合は合宿最終日に行っていました。

今回は熟成期間をもたせて、さらに沖縄デジラボ以外での発表も可能としているもので、主催する飯塚 悟氏は「人財育成を行うグループ間での交流拡大になれば」と期待を語っていました。

今回のイベントは多様性を強く感じました。公立学校に加えてインターナショナルスクールにも通う子や、外国籍の子、高校3年の際に演劇活動をしたために日本の大学に入れず留学を選択した子……司会役の子も中学生ですし、発表の多くは英語でした。

一方、こども達だけでこのようなイベントは開けません。デジラボの合宿も会場は自治体の施設を使い教師役もボランティア、食事の実費程度しかかからないということで、IT教育と言っても多額の費用がかかるわけではありません。

今回は「大きな会場で発表の機会を持たせたい」ということで、沖縄新報ホールを使いましたが、沖縄新報社共催という形でクリアしている感じでした。それでもかかる費用に関してはデルが特別協賛を行っています。

○アイディアで社会課題の解決を

また、身近な問題を解決する発想力にも驚かされました。学校から帰宅する際に歩いて帰れない子の場合、車で迎えに来てもらうものの電話が一台しかなく長蛇の列になってしまう。コミュニティバスを使う場合でも早い便の空席がなく早く帰りたくても帰れないという問題を抱えているようです(これは過疎部の学校ならば避けられない問題でしょう)。

これらの「身近な社会課題」に対して、事前に渡されているICタグやQRコードをかざすだけでその親の携帯電話にメールを送る仕組みを作ろうとしていました。今後はコミュニティバスの残席確認や予約変更もできるようにしたいそうです。

自らの体験を元にお互いをよく知るためのサイトを作ろうと考えている中学生もいました。元々沖縄で生活していたが、親の転勤でアメリカに行き、再度沖縄に戻ってきたときに「Gaijin」といじめにあったと言ってました。

コンテストで発想力で他の応募者を凌駕した小学生もいました。U-22プログラミングコンテストは応募資格が22歳以下なので、大学、高専や専門学校の応募が多いのですが、そのなかで経済産業大臣賞<アイデア>を受賞した子が発表を行っていました。

科学や宇宙が大好きでそんな子ならばみんな知っているだろう(?)という元素記号の早押しゲーム「Capture the Elements」は小学生でプログラムを行う際にポピュラーなScratchを使って作られています(Very easyからVery Hardまで難易度を変えることができますが、作者もVery Hardをクリアできてないとのこと。Easyまでは基本元素だけですが、Normalから118全部というのはすごくハードル高い!)。

多くの子どもにIT教育機会を与えるためにはパソコンが必要です。今年三井住友ファイナンス&リース株式会社がリース終了後の中古パソコン416台を沖縄県の子ども居場所拠点に向けて寄贈しています。しかしそのままでは配布できず、全パソコンにはUbuntuというフリーのLinuxをインストールする必要があります。この作業をこどものボランティアが手分けしておこなっていたことで、表彰されていました。

DELLもChromebook 3100 2-in-1を寄贈。デルとしては教育用パソコンを3段階に分けており、初等教育段階ではChromebookが適切と判断しているそう。このモデルもこどもの手荒い扱いにも耐えるように設計されており、OSも2026年06月まで自動更新される機種です。

続きを読む ]

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連してるっぽい地図

あなたにおすすめの記事

関連記事

ネタ・コラムカテゴリのその他の記事

マピオンニュース ページ上部へ戻る