いまやスマートフォンにおける最重要項目となった「カメラ」は、AI/機械学習を利用した画像補正などソフトウェアの機能向上もあるものの、基本的にはイメージセンサーなどハードウェアの改良により進化を続けています。「手ブレ補正機構」もそのひとつで、搭載する端末が増えています。
デジタルカメラの手ブレ補正は「電子式」と「光学式」に大別されますが、画質の点では光学式が有利です。そして光学式は「レンズシフト方式」と「センサーシフト方式」の2種類に分けることができ、現行のミラーレスカメラ/デジタル一眼レフカメラの多くが、この2方式のうちどちらかを採用しています。