2019年12月19日07時20分 / 提供:マイナビニュース
オムロンとスクエア・エニックス(スクエニ)は、オムロンの卓球ロボット「フォルフェウス」に、スクエニが開発を進めてきたゲームプレイヤーの感情などを理解するメタAI技術を適用し、プレイヤーごとにモチベーションを高めるために最適なフィードバックを可能とするAIアルゴリズムの開発を進めていくことを明らかにし、2019年12月18日~21日にかけて東京ビッグサイトにて開催されている「2019国際ロボット展(iREX2019)」において、その概要説明を行った。
オムロン創業者である立石一真氏は創業の哲学として「機械にできることは機械に任せ、人間はより創造的な分野での活動を楽しむべきである」という旨を掲げていた。また、それを受けて、現在の同社のコア技術は「センシング&コントロール+Think」というものであり、センサによるデータ取得、そのデータの制御へのフィードバック、そしてそのデータから読み取れる減少への意味づけの3つの方向性の取り組みが進められている。
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