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Red Hat、KubernetesネイティブなブラウザIDE「CodeReady Workspaces」

2019年02月21日16時13分 / 提供:マイナビニュース

レッドハットは2月21日、ブラウザベースの統合開発環境(IDE)である「Red Hat CodeReady Workspaces(CodeReady Workspaces)」の一般提供開始を発表した。

これに合わせて20日、プレス向けの説明会が行われ、米Red HatのOpenShift/Developer Tools エンジニアリング担当バイスプレジデント カール・トリエフ氏がCodeReady Workspacesの特徴などを紹介した。

CodeReady Workspacesは、Webブラウザで動作するIDE「Eclipse Che」をベースに、Red Hat OpenShiftとRed Hat Enterprise Linux向けに最適化されたもの。コンテナベースのアプリケーション開発におけるコーディング、ビルド、テスト、実行、およびデバックまでをサポートする機能を提供する。OpenShiftのサブスクリプションライセンスを持っていれば無料で利用することが可能だ。

開発対象となるのは、Kubernetes上で動作するクラウドネイティブなアプリケーション。トリエフ氏は「従来のツールでは、テストとデプロイの最終段階でのみKubernetesを利用しているが、CodeReady Workspacesでは、Kubernetesを内包するOpenSift内で最初から本番環境と同一の構成で開発できるため、開発環境から本番環境へ移行する際の修正作業などを減らすことができる」と説明した。

例えば、本番環境とは別の環境で作業をしていると、本番環境のセキュリティポリシに合わず開発工程での手戻りが発生するといったケースがある。しかし、CodeReady Workspacesにおいて最初から本番環境のセキュリティポリシを反映させた環境を構築していれば、この後工程での手戻りを減らすことが可能になるという。

トリエフ氏は「開発者がCodeReady Workspacesを利用するにあたっては、KubernetesやOpenShiftに精通している必要ない」と述べた。

例えば、Red Hat CodeReady Workspacesは、ファクトリーと呼ばれる共有機能を備えている。ファクトリーは、ソースコードの場所、ランタイムとツールの設定、およびプロジェクトに必要なコマンドを含んだテンプレートだ。ファクトリーによって、開発チームは Kubernetes ネイティブな開発者環境をわずか数分間で動作させることができる。

そして、ITインフラアーキテクトやエキスパートがプロジェクトごとにKubernetesによるコンテナクラスタの構成を行って開発者に提供することで、開発者はCodeReady Workspacesにログイン後、プロジェクトのワークスペースをクリックして開発を進めていく流れになる。

ワークスペースでは、以下のことが行える。

任意のバージョン管理(パブリックおよびプライベートリポジトリ)との統合
ワークスペースのアクセス許可とリソース提供の制御
セキュリティ確保が困難なラップトップやモバイル機器からソースコードを隔離することによる知的 財産保護の強化
Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)または Active Directory(AD)の認証を使用したシン グルサインオン

なお、このワークスペースはURLで共有できるため、例えばビデオ会議をしながら開発者複数人での作業も可能だ。トリエフ氏は、「将来的にはお互いのカーソルの位置がわかるようになるまでにしていきたい」と説明した。

「現在では、それぞれのノートPC上に構築している環境が良いという開発者が多いかもしれないが、書類作成ツールがWordからgoogleドキュメントへと変わっていったように、ソフトウェア開発ツールも今後3年で状況が変わっていくと思う」(トリエフ氏)

このように、トリエフ氏は、CodeReady Workspacesがコンテナベースのアプリケーションの開発生産性を向上させるものであることをアピールしていた。

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