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あの人の出世が早いのはなぜ? 第1回 今からでも間に合う出世術

2018年12月28日16時30分 / 提供:マイナビニュース

そもそも出世とか興味ないし―― という人、社内にいませんか? 今回のコラムの執筆依頼が来た時、そんな話しが頭をよぎった。そのため、出世術を語る前に、出世=偉くなる、とはいったい何なのか考えてみましょう。

○「偉くなりたくない」は「成果を出したくない」だ

一般的に、偉くなりたくない理由を問うてみると、仕事内容の変化がストレス、自分以外の事で上層部から指摘を受ける、周囲を気にしないといけない、公私の境目がなくなる、部下の突き上げが怖いなどがあるようです。

人の意識は自らの経験(過去の情報)をもとに自らが上司になった姿(未来)を想像するわけですが、あなたの上司が上記のような悩みを抱えているシーンを見るに、自分もそうなるとは限らないにもかかわらず同じ未来を想像して「偉くなる」と大変だ、となっているわけです。

しかしながらこれは他責思考。未来は未来に向けた自身の行動が決定するわけですから。

また、組織内でその人を「偉くする」は誰が決定するのでしょうか。少なくとも自分で選択することはできないですよね。多くの場合、上司が決定するということになります。では、上司はどのような人を偉くするのか。当然「組織が求める成果を出せる人」ということになります。

ちなみに、組織内で成果を求められない人というのはいるのでしょうか。答えは明白でNo。「全員が成果を出すことを求めれる」ですよね。

これらのことから、「偉くなりたくない」の裏側にある意識構造は「成果を出したくない」ということになってしまいますね。よって「出世が早いのはなぜ? 」という問いは、「成果を出し続ける人は何が違うのか? 」と読み替えることができます。
○「僕は僕なりにがんばったんですけど……」という社員

「ウチのラーメンの素晴らしさ、客が全然わかってない」「我々の音楽に、時代がついてきてない」こういったコメント、皆さんはどう感じますか。特に違和感無い場合は、ちょっと意識の修正が必要ですね。

評価の種類は、自己評価と他者評価の2種類が存在しますが、この2つは常に一致するとは限らない。残念ながら、他者評価で世界は進行していきます。飲食店を選ぶ際に、店側の発信(自己評価)よりも口コミ(他者評価)に信頼度が高いことがそれを証明しています。

自分らしさや多様性といった価値観も、評価という枠組みの中では、他者の評価を得られない"らしさ"や"多様"であることは意味を成さない。仕事に置き換えると、「こんなにがんばった」「自分なりのベストを尽くした」の、がんばりやベストはすべて他者から見てどうか、という評価がすべてです。

がんばりやベストといった個人見解に客観的合理性のある評価は下すことができない。「評価は常に、他者から下される」この感覚を持つことが成果を出し続けるために重要な一つ目のポイントです。
○「お願いされて」入社してきた社員達

学生と社会人の違いを考える。これは、就活でのグループディスカッションや入社後の新卒研修などであらゆる角度から論じられてきた、いわば「使い古されてきたフレームワーク」ですが、この整理に識学理論を用いて考えてみましょう。

みなさんは、社会人になるまで、企業と「どのような立場」で接してきましたか? 一番わかりやすいのは"消費者"でしょうか。学生や社会人になったばかりの人は"就活生""内定者"といったワードも出てくるでしょう。

企業との関わり方、という観点で学生と社会人は何が違うのか。それは評価の方向ですね。みなさんは就職活動で面接を受けるまで、企業を"評価する"立場にいます。しかしながら、就職活動を踏まえて社会人になれば"評価される"立場になります。

この感覚にいち早く気づけるかどうか、これが成果を出し続けるため重要なポイントの二つ目になります。特に、現在の労働市場は売り手市場なため、”評価される“立場になったことに気づかずにいてしまうことがよく起こります。
○「教えてもらってないのでわかりません」という社員

「教えてもらってないのでわかりません」こんな会話、社内で散見されませんか? 学生と社会人の違い、もう一つは「学びの獲得」と表現しています。教える側と学ぶ側のパワーバランスは学生と社会人で逆転します。学生はどこで、誰に、何を学ぶかを選択できます。

一方、社会人は競争に勝つべくして、上司が誰を優先的に教えるかを選択しています。このため、学ぶ側が強かった学生時代までの感覚で教えられるのを待っていると成果を出すために必要な技能を習得できません。つまり、教える側が強くなるということに気づき、「学びを獲得」しにいくことが求められるのです。これが成果を出し続けるため重要なポイントの三つ目になります。
○ズレたままオトナになっていないか

あたかも、新人にわからせておけばいい内容で書きましたが、ズレたまま社会人人生を積み重ねてはいませんか。「ウチの新人に当てはまるな」の前に、自身の感覚がズレていないか内省してみてはいかがでしょうか。

○著者プロフィール:冨樫 篤史(とがし・あつし)

識学 大阪支店長、講師1980年東京生まれ。立教大学卒業後、ジェイエイシーリクルートメントにて12年間勤務し、主に幹部クラスの人材斡旋から企業の課題解決を提案。名古屋支店長や部長職を歴任し、30名~50名の組織マネジメントに携わる。組織マネジメントのトライアンドエラーを繰り返す中、識学と出会い、これまでの管理手法の過不足が明確になり、識学があらゆる組織の課題解決になると確信し、同社に参画。■ 株式会社識学

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