富士通研究所は1月22日、サイバー攻撃を受けた際に対処の要否をAIで自動判断する技術を開発したことを発表した。
今回、同社が開発したのは、学習データの抽出技術と学習データの拡張技術。学習データの抽出技術は、同社がこれまでのセキュリティ関連業務・研究で培ってきたノウハウを元に、攻撃分析で得た約7年間の実績データから、標的型攻撃の諜報活動につながるコマンドや引数などのパターンを攻撃パターンデータベースとして構築。このデータベースを利用することで、膨大なログから一連の諜報活動を正確に特定・抽出することが可能になったという。