旬のトピック、最新ニュースのマピオンニュース。地図の確認も。

iPhone XS MaxはiPad miniの代わりに使える? 使えない? - 前編

2018年10月15日06時00分 / 提供:マイナビニュース

●歴代もっともiPad miniと大きさが近い新iPhone
2015年に「iPad mini 4」が発売されて以来、後継製品が出ないまま現在に至っているiPad miniシリーズ。iPad mini 4はいまなお現行製品としてラインナップされているが、後継モデルが3年にわたってリリースされていないことからも、メインストリームから外れてしまっていることは間違いない。今後Apple側で何らかの方針変更がない限り、終息に向かうのは確実と思われる。

そんな中、9月12日(米国時間)に登場したiPhone新モデル「iPhone XS Max」は、iPhone史上最大となる6.5型スクリーンを搭載した製品だ。「iPad mini 4」など歴代のiPad miniシリーズは7.9型であることから、これまででもっともiPhoneとiPadとの画面サイズが近づいた製品ということになる。

普通であれば、iPad miniシリーズからの乗り換えを考える場合、ひとまわり大きい第6世代iPadや10.5インチiPad Proが候補になるところだが、約1.4インチ程度しか画面サイズが変わらないのであれば、むしろiPhone XS Maxが代替になりはしないかと、考えを巡らせた人もいるのではないだろうか。

今回は、このiPhone XS MaxがiPad mini 4の利用範囲をどれだけカバーできるか、前編・後編にわたりさまざまな観点で見ていこう。なお記事内の写真は機材の関係で、iPad mini 4は現行の128GBモデルではなく、Wi-Fiの16GBモデルを用いている。

○画面サイズ以外は「上位互換」

まずは両製品の主なスペックをざっと比較してみよう。そもそもiPhone XS Maxはスマートフォン、iPad mini 4はタブレットと異なるカテゴリの製品であり、本来なら項目を揃えて比較するのも無理があるが、ここではWi-Fiデバイスとしての仕様を中心に比べている。
○iPhone XS MaxとiPad mini 4の主なスペック

※参考:iPhone XS Maxの公式スペック、iPad mini 4の公式スペック

この両製品、発売年に3年もの開きがあるので、CPUには世代差があるほか、メモリ容量についても開きがある。、iPad miniのメモリ容量はiPad mini 3までは1GBだったので、これでも多いほうなのだが、iPhone Xs Maxと比べると半分でしかない。同じiOS 12が動作するデバイスとは言え、乗り換えれば操作が快適になるのは間違いないだろう。

また解像度については、iPad mini 4も326ppiと最新モデルと比較しても遜色ないレベルだが、iPhone XS Maxは458ppiと、これを軽々と上回っている。どちらもRetinaディスプレイと呼ばれる水準はクリアしているので、200ppi以下の製品と比べた時のような露骨な差はないが、OLEDディスプレイを採用していることもあり、iPhone XS Maxのほうが色合いはリッチに感じる。

Wi-Fiについては、iPad mini 4も802.11acには対応しているものの、MIMOの規格の違いもあって、こちらもやはりiPhone XS Maxのほうが優勢だ。強いてiPhone XS Maxが不利な点を挙げるならば、本体の厚みということになるが、これはボディサイズの小ささと、重量の軽さによって相殺されるだろう。

こうしたことから、基本性能の部分、および表示品質については、iPad mini 4をはじめとする過去のiPad miniシリーズからの移行であれば、プラスに感じるのは間違いない。よって問題となるのは、主に画面サイズにまつわる問題と、それに伴うアプリの挙動が中心ということになる。この前編ではまず、画面サイズの違いを中心に見ていこう。

●画面を横向きに使って近い操作を実現!
まず懸案の画面サイズについてだが、両製品は歴代でもっとも画面サイズが近づいたiPhoneとiPadではあるものの、実際に並べてみると数値以上の差が感じられる。

なぜなら、画面サイズ=対角線のサイズは近くても、実際にはアスペクト比がまったく異なっているからだ。そのため、ビジネス文書を表示した場合、iPhone XS Maxは横幅に合わせてドキュメントが縮小されてしまい、画面サイズ以上に開きが出てしまう。

ただ、これはあくまでドキュメント全体を1画面に収めようとした場合であって、スクロール表示をしても構わないのであれば、iPhone XS Maxのほうが、より大きなサイズで表示させることも不可能ではない。

というのも、1ページ目の表からも分かるように、iPhone XS Maxの長辺(157.5mm)は、iPad mini 4の短辺(134.8mm)よりも広いからだ。実際には製品の横幅=画面の幅ではないとはいえ、横幅いっぱいにドキュメントを表示すれば、iPhone XS Maxのほうがドキュメントをより大きく表示できてしまう。

もちろんこれには「ただしスクロールありの場合」という但し書きがつくわけだが、オフィス文書はともかく、論文を読む用途などでは、必ずしもページ全体をいちどに表示しなくてもよいため、実用的に使えるだろう。またウェブサイトについても、天地が窮屈なことが気にならなければ、iPad miniで表示しているのとほぼ同じサイズで、縦スクロールでの閲覧が可能だ。

○幅広く活用できる「横持ち」スタイル

iPhone XS Maxではこれに加えて、テキスト入力についても、フルキーボードを表示してもキーピッチが広く、両手持ちでは入力しやすい。フリック入力でも、右手で入力し、左手で候補から選択できるので、効率の良い文字入力が可能だ。フルキーボード表示にした際、ホームボタンの役割を果たす下段のホームインジケータと、スペースバーの干渉が多少気になるくらいだ。

ただし、これらの大前提となるのが、画面を横向きにした場合に、アプリ自体がその横向きでの利用に最適化されていることだ。アプリの横向き対応は、90度回転へ対応するかどうかのほか、天地サイズへの配慮や、デスクトップモードに自動で切り替わってしまうかどうかなど、アプリによって対応状況がさまざまである。後編では、この「横向き問題」を深掘りしていこう。

続きを読む ]

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連してるっぽい地図

あなたにおすすめの記事

関連記事

ネタ・コラムカテゴリのその他の記事

マピオンニュース ページ上部へ戻る