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6年ぶりのフルモデルチェンジ! PFUの新ScanSnap「iX1500」はタッチパネル搭載で賢く進化

2018年10月02日22時18分 / 提供:マイナビニュース

●6年ぶりScanSnap新モデルは”原点回帰”
PFUは10月2日、パーソナルドキュメントスキャナー「ScanSnap」シリーズの新製品「iX1500」を発表しました。フルモデルチェンジは6年ぶりです。同日予約開始で、発売開始は10月12日。価格はオープンで、PFUダイレクト価格は48,000円(税別)。ここでは発表会の様子をレポートします。

○シリーズ初のタッチパネルで直感操作

iX1500は、ScanSnapとしては第3世代。型名は「FI-IX1500」で、2012年に登場した第2世代「iX500」の後継機に当たります。2001年の第1世代から一貫して、オフィスで働く人々をメインターゲットとし、企画書、報告書、請求書、見積書、手紙、名刺、レシートなど、オフィスや家庭にあふれる「紙のドキュメントを簡単操作でデータ化できる」をコンセプトにしてきました。このコンセプトはiX1500でも引き継がれています。

第1世代ではUSB接続だったものが、第2世代ではWi-Fi接続に対応、ロケーションフリーとなり、第3世代のiX1500では「ScanSnap Cloud」としてクラウドサービスとの連携と、デバイスを取り巻く環境の変化に応じて進化してきました。

PFU 執行役員常務 イメージングビジネスユニット長の宮内康範氏は、「スキャンすることは単なる電子化ではありません。iX1500では家電のように誰でも簡単に使え、パートナーとなる、ライフスタイルをかえることを目指しました」と言います。
開発ポイントは「ワンタッチ」「新ソフト」「デザイン」

iX1500を開発するうえで、重視したポイントは大きく3つ。

1つめは従来から続く、ワンタッチ操作へのこだわりの継承です。2つめはクラウド活用も含め、設定、データ活用まで一元管理する新ソフト「ScanSnap Home」の採用。3つめはリビングでもオフィスでも違和感なく置ける高いデザイン性と、ストレスフリーのための各種機構の見直しです。1つずつ見ていきましょう。

まずはワンタッチ操作へのこだわりです。iX1500ではコンパクトでスピーディな文書の取り込みの原点を見直し、ワンタッチの操作性をブラッシュアップするために、ユーザーインタフェースに4.3インチのTFTカラータッチパネル液晶を採用しました。タッチパネル搭載はScanSnapシリーズ初となります。

液晶の搭載で、PCやスマートフォンなどを使わなくとも、本体だけでスキャンの操作が行えるようになりました。その操作もスワイプとタッチによる選択だけで直感的に行えるよう、スキャンの用途ごとに「おまかせスキャン」や「名刺を管理」「家計の支出を管理」などのアイコンが用意され、保存先の指定などの後処理を一発で終わらせられるようになっています。このアイコンはユーザーがテンプレートから任意で30個まで登録できます。

これはかなり便利な印象を受けました。文書をスキャンするたびに毎回保存先のデバイスを指定したり、文書内容に合わせて保存先のフォルダを変更したいユーザーにはうってつけと言えそうです。

●ユーザーのルールを学習する新ソフト
また、複数名で利用することも想定し、ユーザーごとにアイコンを色分けできるようになっています。ユーザーは4名まで無料で登録でき、各ユーザーが5台までデバイスを登録できます(うち1台はScanSnap Home搭載デバイス)。5人め以降は一人9,800円(税別)で登録可能になります。アイコンの色は8種類まで登録可能なので、最大8人までは色かぶりせずに利用できることになります。

○データ修正を学習、次回以降のスキャンに反映

2つめのポイントである、ScanSnap Homeは従来のScanSnap用のソフトウェアを統合したもので、本体に同梱して提供。スキャン画像の閲覧・管理や編集、各種機能の呼び出しはもちろん、ユーザー設定やスキャンの設定、先述のアイコンの登録なども一括して管理する内容になっています。対応OSは、Windows 7 / 8.1 / 10、macOS v10.12 / 13 / 14となっています。

スキャンしたデータのファイル名は、日付や内容など、自分なりにルールを設けて付けているユーザーは多いでしょう。ScanSnap Homeでは、スキャンした原稿の内容からOCRを利用して自動的にファイル名を提案する機能を搭載。入力の手間を省くため、大量のスキャンでも苦になりません。

しかも、AIを活用し、提案したファイル名が修正された場合は、どのような修正がなされたか記憶して分析し、次回以降の提案に反映します。つまり、使えば使うほど「こうしたい」と思うファイル名が最初から付くようになるということ。

日付をファイル名の先頭に入れるか後ろに入れるか、あるいはハイフンやアンダーバーを使うか、【 】などで囲むといった場合など、個々のニーズに合ったファイル名が自動的に付くので、いちいちファイル名を変更する手間がなくなります。これはきっちり管理したい人ほど重宝するのは間違いありません。

また、検索機能も向上し、全文検索に対応しています。PDFやJPEGなど保存形式を選ばず、検索キーワードがファイル名に含まれていなくても、ファイルの内容に含まれていれば探し出す高性能ぶり。原稿種別を設定して自動分類したり、スキャンしたファイルごとに任意のタグを付加することも可能です。

○基本性能もブラッシュアップ。デザインを作り込み

3つめのポイントである、デザイン性とストレスフリー設計は、基本性能のブラッシュアップと言えます。とはいえ、デザインもユーザビリティもかなり丁寧に作り込んでおり、たとえばデザイン面では、給紙カバーを閉じると真っ白な箱のようになってインテリアを邪魔しません。

給紙カバーはエクステンションを伸ばせるようになり、A4サイズの紙の設置性が向上。スキャンした紙を吐き出す、本体前面のスタッカーは従来の折りたたみ式から引き出し式となり、ワンアクションでセットできるようになっています。

スキャン速度も従来機種と比較して約20%向上しており、300dpiでA4カラー両面、毎分30枚の高速読み取りが可能になっています。スキャン開始までの時間も短縮しており、Wi-Fi接続では約3倍、USB接続では約2倍、高速化しています。

「手差しスキャン」を利用することで、2つ折り原稿を一度にスキャンし、画面上で折って裏表となったスキャン画像を合成して一枚のデータに変換可能。スキャン結果に縦筋が入った場合は自動的に補正して、縦筋の汚れを軽減できるようになったほか、紙粉でスキャンに影響が出る汚れが本体に付いた場合は、クリーニングアラームを表示し、読み取りガラス部の清掃を促す機能も搭載しました。

●目標販売台数は年間30万台「安心して買い替えを」
PFUによれば、ScanSnapのパーソナル向けモデルの従来機は、社内で文書を個人管理したいサラリーマン、弁護士、税理士、会計士などの士族や、教師、開業医などのほか、請求書や領収書を自分で管理するフリーランスのユーザーが多いとのこと。

フリーライターである筆者も、毎月の見積書や請求書、確定申告のための領収書など、管理したい書類は多く、ScanSnap Homeでの取り込みから整理まで一気通貫で行う仕組みはかなり魅力的に映ります。スキャナ機能を備えた、各社のA4サイズ対応のインクジェット複合機と比べるとスキャナ単体にしては高額に見えますが、専用スキャナならではの確かな実力を備えた製品だと感じました。

宮内常務は「グローバルで年間30万台の販売を目標としている」と述べ、「ScanSnap Homeは従来のソフトから簡単に移行できるので、従来ユーザーも安心して買い替えてほしい」とコメントしています。

iX1500の対応用紙サイズは、標準モード及び手差しモードが、A4、A5、A6、B5、B6、はがき、名刺、レター、リーガル、カスタム(最大:216×360mm、最小:50.8×50.8mm)。スマートデバイス接続時及びCloud使用時が両面読取で863mmまで、片面読取で1,726mmまで可能となっています。

光学解像度は600dpi、読取速度はカラー/グレー600dpi相当のエクセレントモードで片面・両面8枚/分、同じく150dpi相当のノーマルモード、200dpi相当のファインモード、300dpi相当のスーパーファインモード及び自動解像度モードで片面・両面30枚/分です。

原稿搭載枚数は最大50枚(A4:80g/平方メートル)。マルチフィード検出は、超音波センサーによる重なり検出と長さ検出に対応。インタフェースは、USB 3.1 Gen1(コネクタはType-B)を搭載し、IEEE802.11a/b/g/n/acによるWi-Fi接続が可能(新たに5GHz帯での接続に対応しました)。

本体サイズはトレー収納時がW292×D161×H152mm、トレー全開時がW292×D494×H293mm。重さは3.4kgです。

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