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チャイルドシートにレンタル補助や補助金制度があるのは知っていた?

2018年07月25日10時36分 / 提供:マイナビニュース

チャイルドシートの使用期間や基準マークをチェック
チャイルドシート着用は義務であり、その認知度は普及していると思います。ただし、チャイルドシートは「期間もの」です。子ども2人を間を置かずに育てたと仮定すると、あっという間に乳児用などは不要となってしまいます。必要であることは重々わかっていますが、一方でちょっともったいない気もしますよね?

さらにチャイルドシートにはいろいろなタイプがありますし、子どもの成長に合わせたものでなければ安全を確保できません。大切な我が子の命を守るものですので、年齢や体格に見合ったものを選ぶ必要があります。そうなると、使用期間がかなり短いものを複数個購入するケースも想定されます。

子ども専用のものは使う期間が限られており、本来はリサイクルに向いていると思います。そのため、チャイルドシートの購入や貸し出しなどに対する支援を行っている市区町村があります。今回は「チャイルドシート助成金」について説明していきましょう。

チャイルドシート着用は道路交通法に明記

チャイルドシートの着用は道路交通法の改正により、2000年4月1日から義務化されました。

道路交通法(第71条3項)によると、「自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であって、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため幼児用補助装置を使用させることが療養上適当でない幼児を乗車させるとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない」と規定されています。

チャイルドシート着用が免除されるケースは、応急の救護のため医療機関、官公署その他の場所へ緊急に搬送する必要がある幼児を当該搬送のため乗車させるときなどが、道路交通法施行令第26条3の2の2に記載されています。チャイルドシートの着用義務を怠ると、ドライバーは「幼児用補助装置使用義務違反」で1点の加算となります。
チャイルドシートはいつまで使うべき?

一口に子どもといっても、乳児と学童では体格は全く異なりますし、それに応じた安全対策も異なってきます。チャイルドシートは大きく「乳児用」「幼児用」「学童用」に分かれています。それらの兼用タイプもあります。下図はおおよその適用年齢ですが、同年齢でも体格の差がありますので、体格に応じて使い分けてください。

下記の図は、国土交通省の安全基準に適合したものの指定マークです。安全基準に適合していない製品は危険ですので、必ず基準マークを確認ください。国土交通省と独立行政法人自動車安対策機構は『チャイルドと安全比較BOOK』を作成しています。ホームページで閲覧可能ですので、購入をする際はぜひ事前に一読ください。

※旧基準マークおよび現基準マークとも、出典は国土交通省チャイルドシート安全基準マーク(自動車総合安全情報)」より

●関東でチャイルドシート支援を行っている市区町村は?
チャイルドシートに関する支援を行っている市区町村は全国的にありますが、数はさほど多くはありません。支援内容は市区町村によって異なりますが、「補助金の給付」「貸し出し支援」「リサイクルの斡旋」の3つに大別できます。

本稿では、比較的人口が多い関東地区における支援をまとめました。どのような支援内容であるかによって、それぞれの都道府県や市区町村の考え方がみえてきます。支援は廃止や変更になることもありますので、実際に検討されるときは、お住いの市区町村に支援内容を確認するようにしましょう。

東京都

中央区(不要なチャイルドシート募集)
江東区目黒区(割引レンタル補助)
台東区(第3子以降にチャイルドシート含むお祝い品贈呈)
豊島区(リサイクル支援)
狛江市清瀬市(リサイクル情報のホームページ掲載)

東京都はリサイクル支援が中心の考え方だということがわかります。

神奈川県

平塚市(チャイルドシートを含む不用品の譲渡活動)
茅ケ崎市(チャイルドシートを含む不用品の譲渡活動)
秦野市(チャイルドシートを含む不用品の譲渡活動)
厚木市(チャイルドシート購入の助成)

千葉県

市川市(子ども用品のリサイクル支援)
松戸市(レンタル料の半額補助)
野田市(貸し出し補助)
流山市(無料貸し出し補助)

埼玉県

鴻巣市(補助金制度)
川口市(補助金制度)
新座市(子ども用品の不用品譲渡情報公開)

茨城県

牛久市(補助金制度)
稲敷市(補助金制度)
日立市(貸出補助)
土浦市(貸出補助)
■かすみがうら市(貸出補助)
小美玉市(貸出補助)
古河市(リサイクル支援)
下妻市(リサイクル支援)

茨城県は、関東地区としては最もチャイルドシートへの取り組みが充実しています。制度のない市であっても、茨城県の場合は茨城県交通安全協会がチャイルドシート貸し出し制度を設けています。貸し出しタイプは乳児・幼児兼用タイプで、貸出期間は6カ月以内となっています。料金は1カ月2,500円、6カ月12,000円のほか、クリーニング代が1,000円が必要です

群馬県

高崎市(貸し出し補助)
沼田市(購入補助金制度)

栃木県

真岡市(補助金制度)
大田原市(補助金制度)
佐野市(補助金制度と貸し出し支援制度)
鹿沼市(補助金制度と貸し出し支援制度)
○リサイクル品の活用を考えましょう

昔は、子どものものは親戚や知り合いで使いまわしたものです。我が家のベビーベッドも、あちこち親戚を移動していました。また紙おむつなどない時代は、子どもが生まれるとなると、親戚や周りの知り合いなどから、古いおむつや使い古した浴衣をほどいたものが届けられました。おむつは、何度も洗われて使い古した木綿生地が最適で、そうした素材は一つの家だけでは調達できないからです。

そもそも、江戸時代から日本は徹底したリサイクル社会でした。木綿の普段着は古くなると浴衣になり、寝間着になり、最後はおむつになるのです。今は何でもある時代で昔には戻れませんが、短い間しか利用しないものはリサイクル品の活用を考えてみませんか? まだ支援を行っている自治体は少ないですが、お住いの市区町村に問い合わせてみてください。

○■ 筆者プロフィール: 佐藤章子

一級建築士・ファイナンシャルプランナー(CFP(R)・一級FP技能士)。建設会社や住宅メーカーで設計・商品開発・不動産活用などに従事。2001年に住まいと暮らしのコンサルタント事務所を開業。技術面・経済面双方から住まいづくりをアドバイス。

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