Mapion > マピオンの地図がグッドデザイン賞を受賞

Good Design Awards 2009 マピオンの地図がグッドデザイン賞を受賞しました。

アンケートにご要望を寄せていただいたユーザーの皆様、ありがとうございました。

2009年4月、マピオンでは地図デザインの大幅刷新を行いました。この地図はユーザーの皆様と一緒に作った地図です。2008年11月よりWeb上でのアンケートを通じてお寄せいただいたご要望の多くを随時反映してきました。これまでコメントをいただいたユーザーの皆様方には、心よりお礼申し上げます。

ただ、今のところまだ対応できていないのが、

「人の多いところばかりを検索するわけではない」
「市街地は格段に利便性が向上したが山間部の情報が足りない」

といったユーザーの声です。これを受け、たとえば以下の点について10月以降の順次バージョンアップを予定しています。

  • 通常あまりクルマの通らない細い道(登山道や農道、山間部の林道など)を追加
  • 道路の車線幅をどの縮尺でも忠実に再現(たとえば1車線道路は2車線より細くする)
  • 山間部(山小屋情報など)や海岸周辺(岬など)の注記の充実
  • 地形図、山岳地図の追加

引き続き、地図についてのご意見・ご要望がございましたら、こちらまでお寄せください。今後のバージョンアップの参考とさせていただきます。

受賞概要や審査員評価

事業プロデューサー
デザイナー
荒木たけのり

頂いたご要望を、各所のデザインに採用させていただきました。

「いつもどの地図を見ても迷うのは駅の出入口なんです。」

たしかにその通りだと思いました。

駅の出入口、特に地下鉄出入口について迷うという声が多かったため、1/3000以下の詳細縮尺では、駅周辺の地図で地下鉄の出入口が最も目立つようにデザインを工夫しました。

バス停を充実させてほしい。」

当初、リニューアル前はバス停の情報を掲載していましたが、リニューアルにあたり、(ライセンス上の関係から)テスト版でバス停の掲載を外したバージョンで公開してみたことがあります。

その後、ユーザー要望の第1位が、このバス停注記の「復活」でした。バス停の位置情報にこれほど多くのニーズがあるのかと驚きましたが、バス停名には地名を表すものが多く、地理的な位置関係の把握にも役立っているのかもしれません。

平成の大合併前の情報を表示して欲しい。」

1999(平成11年)以降、数年間の間、マピオンは「平成の大合併」で大忙しとなりました。

通常、最新の状態に更新していくことが地図サービスに求められるわけですが、逆に残すこと、つまり合併(合体、編入等)により消滅してしまった、かつての市町村の名前を掲載することがコンテンツになり得るということに気づきました。

ただし、目立ちすぎない様、薄いグレーの文字で、あたまに「旧(旧○○○町)」と付けて表現するようにしています。

結果、「旧市区町村名が掲載されていて感動しました。」といったコメントもいただいています。

ページTOPへ